文章生成AIは、月額の金額ではなく「どれだけ使えるか」で選ぶものです。 ところが2026年秋の時点で、ChatGPT・Claude・Geminiのどれも、何回使えるかを数字で公表していません。
この記事は、3社の公式料金ページと、契約しているアカウントのログイン後の画面の両方を2026年9月21日に開いて、料金と上限の書かれ方を突き合わせたものです。値段の比較は5分で終わります。時間をかけたのは、値段の裏にある上限のほうです。
✅ この記事で、運営者が契約しているもの
- Claude Pro — 自費で契約し、日常的に使っています
- Google AI Pro — 自費で契約しています。ログイン後の使用量画面を確認しました
- ChatGPT 無料版 — 無料のアカウントで画面を確認しました。有料プランは契約していません
- Catchy 無料版 — 2026年7月31日に登録し、無料枠を使い切るまで動かしました
契約していないプラン(ChatGPTの有料プラン、Claude Max、Google AI Ultra、Catchyの有料プラン)については、使い勝手を書きません。 書けるのは、公式ページに出ている条件と、無料版・契約済みプランの画面で確認できたことだけです。
また、この記事には広告(アフィリエイトリンク)が入っています。 記事の後半で紹介するCatchyがその対象です。ChatGPT・Claude・Geminiへのリンクは、すべて公式サイトへの通常リンクで、紹介料は受け取っていません。
結論:目的別の早見表
先に結論です。迷ったら、次の基準で選べば大きく外しません。
| こんなとき | 選ぶもの |
|---|---|
| まず無料で試したい/汎用的に使いたい | ChatGPT(無料版でもテキストの会話だけは無制限) |
| 長文のリサーチ・要約が多い | Claude(ただし米ドル建てで、円換算額は毎月動きます) |
| Googleのサービスと合わせて使う/容量もまとめたい | Gemini(月725円の段から選べます) |
| プロンプトを考えるのが面倒/短い文章を数多く作る | Catchy(テンプレートを選んで埋める形) |
以下で、それぞれの理由を見ていきます。
2026年秋の料金:標準プランはほぼ同じ値段
個人で契約できるプランを並べました。2026年9月21日に各社の公式ページで確認した金額です。
| 無料 | 入門 | 標準 | 上位 | |
|---|---|---|---|---|
| ChatGPT | ¥0 | Go ¥1,400 | Plus ¥3,000 | Pro ¥16,800〜 |
| Claude | $0 | — | Pro $20(年払いで実質$17) | Max $100〜 |
| Gemini | ¥0 | AI Plus ¥725 | AI Pro ¥2,900 | AI Ultra ¥14,500 / ¥32,000 |
| Catchy | ¥0 | Starter ¥3,000〜 | Pro ¥9,800 | Enterprise 要問い合わせ |
標準プランで横に並べると、ChatGPT 3,000円・Claude 約3,000円・Gemini 2,900円で、ほぼ同じ値段です。差は金額ではなく、この後の3つに出ます。
ChatGPT Goには、広告が表示されることがある
ChatGPTの料金ページで、Goプラン(月1,400円)の説明にこう書かれています。
このプランには広告が表示される場合があります。
月額を払っても、広告が出るプランがあります。 安いほうを選ぶ前に、ここは見ておいてください。Plus(3,000円)以上にはこの注記がありません。
Goは「長めの会話に最適」とされ、無料版に対して、ツールを使ったメッセージ・アップロード・画像生成・音声チャットの量が増えるプランです。量を増やす代わりに広告が入る、という設計になっています。
Claudeだけ、米ドル建てのまま
ChatGPTとGeminiは日本円で価格が固定されていますが、Claudeは米ドル建てです。Pro は月払いで$20、年払いなら$200の一括請求で実質$17/月になります。
円換算額は毎月の為替で動きます。 金額をぴったり読みたいなら、円建ての2つのほうが管理しやすくなります。逆に、為替が円高に振れれば安くなる、という性質でもあります。
Proで既定になっているモデルは、2026年9月22日に発表されたClaude Opus 5.5です。月額は変わらず、5時間ごとの利用枠が引き上げられました。中身はOpus 5.5 本人に自己紹介してもらった記事にあります。
Geminiは、同じプラン名が2つの値段で出ている
Geminiには、Googleの2つの公式ページで同じプラン名が違う値段になっている、という注意点があります。
| 見たページ | プラン名 | 月額 | 容量 |
|---|---|---|---|
| Geminiの料金ページ | Google AI Plus | 725円 | 400GB |
| Google Oneのプラン一覧 | Google AI Plus | 1,450円 | 2TB |
入口によって、提示される段が変わります。 文章を書くのが目的なら、Geminiのページ側にある月725円のAI Plusで足りることが多いはずです。Google Oneの画面から入ると、この段が出てきません。詳しくはクラウドの写真が消えるまでの日数をまとめた記事にも書きました。
「どれだけ使えるか」を、3社とも数字で出していない
ここがこの記事の本題です。料金は5分で比べられますが、その金額で何回使えるのかは、どこにも書かれていません。

※上図は当サイトが各社の公開ページとログイン後の画面をもとに作成した図です。ChatGPTの「ログイン後」は無料版で確認した範囲で、有料プランの画面は確認していません。
| 上限の書かれ方 | 数字はあるか | |
|---|---|---|
| ChatGPT | 無料版は「テキストチャットは無制限」。それ以外は「上限あり」とだけ | 上位プランの一部だけ |
| Claude | 「5時間のローリングセッションウィンドウ」+有料は週次制限 | 無い(公式に「固定のメッセージ数はありません」) |
| Gemini | 「無料版の2倍/4倍の使用量上限」 | 無い(倍率のみ) |
Claudeは「固定のメッセージ数はありません」と書いている
Anthropicの料金ページは、上限についてこう説明しています(Claude プランと料金)。
すべてのプランには、5時間のローリングセッションウィンドウでリセットされる使用量制限があり、有料プランではさらに週次制限が加わります。ウェブ、デスクトップ、モバイル、Claude Codeにわたるアクティビティはすべて同じプールから消費されます。利用可能な量は、会話の長さと複雑さ、選択するモデル、使用する機能によって異なるため、固定のメッセージ数はありません。
「何通使えるか」は、原理的に決まらないと明言しています。 言い換えれば、長い会話をすれば早く尽きます。同じ月額でも、使い方によって得られる量が変わる仕組みです。
上限に達したときの逃げ道も書かれています。リセットを待つか、上位プランに移るか、有料プランなら使用クレジットをオンにして標準APIレートで作業を続けるか。3つ目は追加課金になりますが、締め切りがあるときには効きます。
使用クレジットは日本だと購入から6か月で失効するなど、買う前に確かめたい条件があります。期限・単価・有効にする手順はClaudeの使用クレジットの記事にまとめました。
Geminiは、ログイン後にパーセントで出る
Geminiは、販売ページには「無料版の4倍」としか書いていません。ただしログイン後には使用量の画面があります(gemini.google.com/usage)。Google AI Proのアカウントで開いたところ、次の形でした。
- 画面の説明は「Gemini を使用できる時間は、プランの上限によって決まります。高度なモデルや機能を使用すると、さらに使用量が多くなる可能性があります。」
- 残量はパーセント表示。回数では出ない
- 枠は2つあり、「現在の使用量」と「1週間の上限」が別々に表示される
- それぞれに別のリセット時刻が書かれている(現在の枠は当日の時刻、週の枠は日付つき)
Googleは「回数」ではなく「時間」で売っています。 そして残量はパーセントでしか見えません。Claudeの「5時間の枠+週次」と、構造はよく似ています。
数字が出るのは、OpenAIの上位プランだけ
3社のうち、具体的な通数を公表しているのはOpenAIだけです。ただし対象は上位プランの一部で、当サイトがGPT-6 Astraの提供条件を調べた記事で確認した範囲では次のとおりでした。
| プラン | GPT-6 Proの上限(チャット) |
|---|---|
| Pro(月30,000円) | 週200通 |
| Pro(月16,800円) | 週50通 |
| Business Standard | 月15通 |
月3,000円のPlusには、この数字がありません。 個人がいちばん選ぶ価格帯が、いちばん見えない帯になっています。
実務上の結論
上限が読めない以上、「足りるかどうか」は自分の使い方で確かめるしかありません。3社とも無料で試せるので、自分が普段書く長さの文章を2〜3本ぶん通してみて、どこで重くなるかを見るのが唯一の方法です。
月額が同じなら、長い文章を扱う人ほど、上限の設計に敏感になってください。 会話の長さで消費が変わる設計(Claude)と、時間で決まる設計(Gemini)では、同じ金額でも体験が違います。
無料版は、開いている範囲がまったく違う
3社とも無料プランがありますが、開いている範囲がまったく違います。
ChatGPT無料版は、テキストだけ無制限
公式の料金ページによると、無料版でできることはこうです(ChatGPT 料金)。
- GPT-5.6 Luna でのテキストチャットは無制限
- アップロードを含むメッセージ数に上限あり
- 画像生成の回数に上限あり、速度も制限あり
- 音声チャット・Deep Research・メモリ・Codex にそれぞれ上限あり
- デスクトップでの ChatGPT ワークへの制限付きアクセス
実際に無料アカウントの画面を開くと、上部に「Chat / Work」の切り替えが出ています。Workを押すと「Plus でロック解除」のダイアログが表示され、そこで止まります。 入口は見えていて、中には入れません。
ChatGPTでGPT-6 Astraが使えるのはWorkとCodexなので、無料版からAstraには届きません。「最新モデルを試したい」が目的なら、無料版では叶いません。
Geminiの無料版は、Proモデルに制限付きで触れる
Geminiの無料プランは「3.1 Proへのアクセス(制限あり)」と書かれており、上位モデルに部分的に触れます。ストレージは15GBで、Gmailやドライブと共有する既定の枠がそのまま使われます。
課金しても、既定ではProモデルが動いていない
Google AI Proを契約したアカウントでGeminiを開き、モデルの選択メニューを確認しました。並んでいたのは次の4つです。
| 選択肢 | 説明文 |
|---|---|
| 3.5 Flash-Lite | すばやく回答を得るのに最適 |
| 3.8 Flash(New・選択済み) | あらゆる場面でサポート |
| 3.1 Pro | 高度な推論 |
| 強化版思考モード | 複雑な問題の解決 |
既定で選ばれているのは 3.8 Flash で、3.1 Pro ではありません。 販売ページは「Gemini 3.1 Pro などにアクセス」と謳っていますが、課金しただけでは Pro モデルは動きません。使うたびに自分で選ぶ必要があります。
月2,900円を払って、ずっとFlashで使い続けている、ということが起こり得ます。契約したら、まずモデルの選択メニューを開いてください。
指示文を書くのが面倒なら、テンプレート型
ここまでの3つは、どれも「自分で指示文を書く」道具です。指示文を考えること自体が面倒な場合は、テンプレートを選ぶ形のツールのほうが早く終わります。
その代表がCatchyです。キャッチコピー・広告文・SNS投稿・記事構成など、100種類以上の生成テンプレートから選んで、空欄を埋めると文章が出ます。日本語の画面で、英語のプロンプト例を読む必要がありません。
料金は次のとおりです(Catchy 料金プラン・2026年9月21日確認)。
| プラン | 月額 | 内容 |
|---|---|---|
| Free | ¥0 | 毎月10クレジット/プロジェクトは1つまで |
| Starter | ¥3,000〜 | 100クレジット¥3,000/200クレジット¥5,700/300クレジット¥8,100 |
| Pro | ¥9,800 | 無制限使い放題/プロジェクト無制限 |
| Enterprise | 要問い合わせ | 独自ツールの作成が可能 |
「有料プランは無制限使い放題」は、Proだけの話
Catchyの公式サイトには「有料プランは無制限使い放題」という見出しがあります。ただし、同じページの料金表を見るとStarter(3,000円〜)はクレジット制で、無制限ではありません。
無制限なのは Pro(9,800円)だけです。 3,000円のStarterを「無制限だと思って」契約すると、話が違うことになります。広告としてこの記事にCatchyを載せていますが、ここは正直に書いておきます。
無料の10クレジットは、記事1本には足りない
当サイトは2026年7月31日にCatchyの無料プランへ登録し、枠が尽きるまで動かしました。結果は、記事1本の骨格を作るだけで10クレジット中8を消費、というものでした。
全139ツールの消費量を数えたところ、0〜7クレジット・平均1.27で、最も重いのは「文章をリライトVer.2」の7クレジットでした。軽いツールだけを選べば、10クレジットでも数回は試せます。詳しい内訳はCatchyの詳細レビューと、無料枠がどこで尽きるかをまとめた記事にあります。
無料版にクレジットカードの登録は要りません。 ログインページに「無料版のご利用にクレジットカードは不要です。勝手に有料プランに移行することもありませんので、ご安心下さい」と書かれています。
用途別の選び方
上限が読めない以上、用途から絞るのがいちばん確実です。
| あなたの状況 | 向いているもの | 理由 |
|---|---|---|
| とりあえず触ってみたい | ChatGPT 無料版 | テキストの会話だけは無制限。費用ゼロで日本語の質を確かめられる |
| 長い資料を読ませて要約したい | Claude Pro | 5時間の枠を長い会話に充てる設計。ただし米ドル建て |
| Googleのサービスと合わせたい | Google AI Plus(725円) | 文章が中心なら、2,900円のProまで要らないことが多い |
| 月額を1円も払いたくない | Gemini 無料版 | 3.1 Proに制限付きで触れる。ストレージも既定の15GBを共用 |
| 指示文を考えるのが面倒 | Catchy | テンプレートを選んで埋める形。無料はカード登録不要 |
| ブログ記事を量産する段階 | ラクリン | 記事に特化した国産ツール。比較記事に全プランの料金表があります |
乗り換えは「無料で試す→足りない機能だけ買う」
1つに決め切る必要はありません。無料で試す → 足りなくなった機能だけ買う、という順序が損をしません。
- まずChatGPTの無料版で、自分のテーマを2〜3本書かせる
- 会話が長くなって止まるようになったら、ClaudeかChatGPT Plusを月単位で試す
- Googleのサービスを普段から使っているなら、Google AI Plusの725円から見る
- 指示文を書く時間のほうが惜しくなったら、Catchyのような型のあるツールへ
どの段階でも、年払いは最後にしてください。 上限の実態が読めないうちに1年ぶん払うと、合わなかったときの損が大きくなります。Claudeの年払いは月換算で$3安くなりますが、それは合うと分かってからで足ります。
使うときの3つの注意点
- 事実確認を必ず行う — AIは事実と異なる内容を出力することがあります。数値・固有名詞・日付は自分で裏取りしてください
- そのままコピペしない — 自分の体験や視点を加えないと、読者に届く文章にはなりません
- 機密情報を入力しない — 個人情報や社外秘のデータの入力は避けるのが安全です
文章以外もまとめて効率化したいなら、会議の記録はAI議事録ツールの比較記事、プレゼン資料はMiriCanvasのレビューに分けてあります。
よくある質問
結局、どれが一番おすすめですか?
用途で変わりますが、最初の1つならChatGPTの無料版です。テキストの会話だけは無制限なので、費用をかけずに日本語の質を確かめられます。そこで物足りない部分がはっきりしてから、有料を選んでください。
月額3,000円のプランで、1か月に何回使えますか?
公表されていません。 ChatGPT Plusにも、Claude Proにも、Google AI Proにも、回数の記載はありません。Claudeは公式に「固定のメッセージ数はありません」と書いており、会話の長さやモデルによって消費が変わる仕組みです。
ChatGPT Goは安いですが、選んでいいですか?
月1,400円で無料版より使える量は増えます。ただし公式に「このプランには広告が表示される場合があります」と書かれています。広告を避けたいなら、Plus(3,000円)以上を選んでください。
GeminiはAI PlusとAI Proのどちらがいいですか?
文章を書くのが中心なら、まずAI Plus(725円)で足ります。AI Pro(2,900円)との差は、使用量上限が無料版の2倍か4倍かという点と、ストレージが400GBか5TBか、YouTube Premium Liteなどが付くかどうかです。容量や付帯特典が要らないなら、725円の段から試してください。
Google AI Proを契約すれば、自動的にProモデルが使われますか?
いいえ。契約済みのアカウントでモデルの選択メニューを開いたところ、既定で選ばれていたのは 3.8 Flashで、3.1 Proではありませんでした。Proモデルを使うには、自分で選び直す必要があります。
無料プランだけで記事を1本完成させられますか?
汎用AI(ChatGPT・Claude・Gemini)なら可能です。一方、記事作成に特化したツールは無料枠が小さく、Catchyは骨格を作るだけで10クレジット中8を消費しました。内訳は無料枠がどこで尽きるかをまとめた記事にあります。
AIが書いた文章は、そのまま公開して大丈夫ですか?
事実誤りや不自然な表現が残ることがあるため、数値・固有名詞の裏取りと、自分の視点を加える推敲は必要です。当サイトも、公式ページに書かれた数字を1件ずつ開いて確認しています。
出典
- ChatGPT 料金プラン(OpenAI)
- Claude プランと料金(Anthropic)
- Google AI プランの比較(Gemini)
- Google One のプランと料金
- Catchy 料金プラン
- Catchy ログインページ
- ラクリン 公式サイト
※料金と機能は2026年9月21日に各社の公式ページで確認した内容です。予告なく変更されるため、申込前に必ず公式サイトで最新の金額をご確認ください。
※ログイン後の画面について書いた箇所(Geminiの使用量画面とモデル選択、ChatGPT無料版のWorkタブ)は、運営者が契約・登録しているアカウントで2026年9月21日に確認したものです。
※本記事にはアフィリエイトリンク(広告)を含みます。対象はCatchyで、ChatGPT・Claude・Geminiへのリンクは公式サイトへの通常リンクです。
