「ConoHa AI CanvasでStable Diffusionを始めたいけど、申し込みから最初の1枚を出すまで、実際どう進めるの?」——この記事は、その疑問に手順で答える始め方ガイドです。GPUなしのPCやタブレットからでも、ブラウザだけでStable Diffusionを動かせるのがConoHa AI Canvasの魅力。料金や実力の詳細はレビュー記事にまとめているので、本記事は「申し込み〜最初の生成〜節約のコツ」に絞って解説します。
※画面の細かな文言やボタン位置は改定されることがあります。最新の詳細手順は公式のConoHa AI Canvasサポートもあわせてご確認ください。
始める前に:準備するもの・所要時間
- 必要なもの:メールアドレス、支払い方法(クレジットカードなど)
- PCスペック:不要(処理はクラウド側。ブラウザが動けばスマホ・タブレットでもOK)
- 所要時間:申し込み〜最初の1枚まで、およそ10〜15分
STEP1:申し込み・アカウント作成
- ConoHa AI Canvasの公式サイトにアクセスし、「お申し込み」をクリックします。
- サインアップ画面でメールアドレスとパスワードを入力し、「次へ」をクリック。
- すでにConoHaアカウント(ConoHa WINGなど他サービス)を持っている場合は、登録済みのメールアドレスとパスワードでそのままログインできます。
ConoHaは同じアカウントでレンタルサーバーなど他サービスも使えるため、すでにConoHaユーザーなら手続きは一気に短くなります。
STEP2:プランを選ぶ
エントリー/スタンダード/アドバンスの3プランから選び、「次へ」をクリックします。
| プラン | 月額(税込) | WebUI無料時間/月 | ストレージ | こんな人に |
|---|---|---|---|---|
| エントリー | 1,100円 | 10時間 | 30GB | まず試す人・初心者 |
| スタンダード | 4,378円 | 50時間 | 100GB | 本格的に使う人・LoRA自作 |
| アドバンス | 9,878円 | 100時間 | 500GB | 大量生成・業務利用 |
初めてなら、月額1,100円・10時間分のエントリープランで十分です。ConoHa AI Canvasは「生成枚数」ではなく「WebUIの起動時間」で課金されるため、集中して一気に作れば10時間でもかなりの枚数を生成できます。使ってみて時間が足りなければ、あとから上位プランへ切り替えられます。
STEP3:WebUIを起動して初期パスワードを設定
- 契約が完了したら、管理画面の「WebUI起動」ボタンをクリックします。
- WebUIにログインするための「ユーザーネーム」と「パスワード」を設定します(ConoHaアカウントとは別に、画像生成ツールを開くための鍵、というイメージです)。
- 設定したユーザーネームとパスワードでWebUIにログインします。
これで、ブラウザ内にStable DiffusionのWebUIが立ち上がります。
STEP4:AUTOMATIC1111で最初の1枚を生成する
ConoHa AI Canvasには、初期状態で定番の「AUTOMATIC1111」とノード型の「ComfyUI」の2種類のWebUIが用意されています。初心者はまずAUTOMATIC1111を使いましょう。日本語の解説記事や動画が世界一豊富で、困ったときに調べやすいUIです。
うれしいことに、ConoHa AI CanvasのAUTOMATIC1111は初期状態から日本語UIが有効になっています。新規契約者は特別な設定なしで日本語表記のまま使えるので、英語に身構える必要はありません。
最初の1枚を出す最短の流れは次の通りです。
- 画面上部のプロンプト欄に、描きたいものを英単語で入力(例:
a cute cat, sitting, soft light) - ネガティブプロンプト欄に、避けたい要素を入力(例:
low quality, blurry) - 右側の「Generate(生成)」ボタンをクリック
- 数十秒待つと、画像が生成されます
まずはこの基本操作で「ブラウザで本当に画像が出る」ことを体験してみてください。画質やスタイルの追い込みは、次のモデル導入から本番です。
STEP5:好みのモデル・LoRAを導入する
ConoHa AI Canvasの真価は、好みの画風モデル(Checkpoint)やLoRAを自分で導入できることにあります。初期のモデルのままでも生成はできますが、狙った絵柄を出すにはモデル選びが重要です。
- Checkpoint(モデル本体) — 画風の土台。写実・アニメ調・イラスト調など、目的に合ったものを導入
- LoRA — 特定のキャラや作風を追加学習させた小型ファイル。Checkpointと組み合わせて使う
モデルはコミュニティサイトで配布されているものをアップロードして使えます。スタンダード以上のプランなら、LoRA学習ツールKohya SSで「自分の作風を学習させたLoRAを自作」するところまでクラウド内で完結します。
商用利用の注意:生成画像を商用利用できるかは「使ったモデルのライセンス次第」です。モデル配布ページで商用可否・クレジット要否を必ず確認してから使いましょう(詳細はレビュー記事で解説)。
つまずきやすいポイントと節約のコツ
「気づいたら無料時間を使い切っていた」を防ぐ
課金はWebUIの起動時間でカウントされます。生成していない間もWebUIを起動しっぱなしにすると時間を消費し、超過は6.6円/分(=1時間396円)。次の習慣で無駄を防げます。
- 使い終わったら必ずWebUIを停止する
- 「起動→集中して一気に生成→停止」のサイクルで使う
- プロンプトや構図はメモ帳などで先に考えておき、起動後は生成に集中する
最初の生成が遅い・出ないとき
- 初回はモデルの読み込みで時間がかかることがあります。数十秒〜数分は待ってみましょう
- 画像が真っ黒/崩れる場合は、ネガティブプロンプトを足す・生成サイズを標準(512×512など)に戻すと安定しやすいです
プランの時間が足りなくなったら
エントリーの10時間で足りなくなったら、スタンダード(50時間)へ切り替えればコスパが上がります。まずはエントリーで自分が月にどれくらい起動するかを把握してから判断するのが賢い進め方です。
まとめ:まず10分、エントリープランで「最初の1枚」を出そう
ConoHa AI Canvasの始め方は、①申し込み・アカウント作成 → ②プラン選択 → ③WebUI起動・パスワード設定 → ④AUTOMATIC1111で生成、の4ステップ。GPU付きPCも環境構築も不要で、10分ほどで最初の1枚にたどり着けます。
まずは月1,100円のエントリープランで感覚をつかみ、物足りなくなったらモデル導入やLoRA自作、上位プランへ——と段階的に広げていくのが、失敗のない始め方です。
料金や実力をもっと詳しく知りたい方はConoHa AI Canvasの徹底レビューを、他の画像生成AIと比べたい方は画像生成AI比較記事をご覧ください。
※本記事の手順・料金は2026年7月時点の公式情報をもとにしています。画面仕様は変更される場合があるため、申込前に必ず公式サポートで最新情報をご確認ください。
