一目カード。Pixel Watchの Health ガーディアンのうち、日本で血管ストレス(血圧の傾向)と代謝ストレス(インスリン抵抗性の傾向)と呼ばれる月ごとの判定は、Pixel Watch 3・4・5なら追加料金0円で届く。コーチや受診準備のレポートが付くGoogle Health Premiumは月1,580円。

3行でわかる結論

  • 日本では「血管ストレス」「代謝ストレス」と呼ばれる月ごとの判定は、Pixel Watch 3〜5なら追加料金なしです。
  • Google Storeの比較表はこの判定をPremium側に並べていますが、公式ブログは無料と書き、ヘルプも「サブスクリプションは必要ありません」と明記しています。Premium(月1,580円)で増えるのは、コーチと受診準備のレポートです。
  • 判定には毎月5日の連続装着か「7-7-8」の装着が要ります。呼吸の緊急事態の検出は欧州だけで、日本では使えません。

※上図は、Googleの公式ブログ(2026年9月24日)とGoogle Health ヘルプ(2026年10月21日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Googleが提供している図ではありません。

日本で使えるのは3つの月ごとの判定。Pixel Watch 3以降なら追加料金なし

Pixel Watch 3・4・5なら、Google Healthアプリ(5.09以降)で次の3つが使えます。9月24日の週から、順に設定できるようになりました。最初の判定は10月初め。血管ストレスと代謝ストレスは、そのあと毎月1日に届きます。

日本での名前ヘルプでの名前料金
血管ストレス血圧の傾向追加料金なし
代謝ストレスインスリン抵抗性の傾向追加料金なし
睡眠時の呼吸の質睡眠時の呼吸の質追加料金なし(ヘルプは「Premiumが必要になる場合がある」)

Pixel Watch 2以前と、いまのFitbitは対象外です。発表で目玉だった呼吸の緊急事態の検出は、欧州の一部の国だけの話。日本では使えません。

Premium(月1,580円)で増えるのは、コーチと受診準備のレポート

Google Storeの比較表は、この判定を有料のGoogle Health Premium側に並べています。でも、9月24日の公式ブログはPixel Watch 3〜5に無料で含まれると書き、インスリン抵抗性のヘルプにも「サブスクリプションは必要ありません」とはっきり書いてあります。

Google Storeの書き方と、公式ブログ・ヘルプの書き方を比べた図。血管ストレスと代謝ストレスの判定について、Google StoreのGoogle Health Premiumのページは、Premiumの欄に高度な Health ガーディアン機能として載せている。公式ブログとヘルプは、Pixel Watch 3から5には無料で含まれ、サブスクリプションは必要ないと書いている。Fitbit Airについて、ストアはPixel WatchとFitbitを分けない1つの表で、ブログは年内にPremiumに入った人だけが使える予定と書いている。

※上図は、Google Store の Google Health Premium のページ(日本・米国)、Googleの公式ブログ(2026年9月24日)、Google Health ヘルプ(いずれも2026年10月21日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Googleが提供している図ではありません。

Premiumで増えるのは、結果について質問できるコーチ、生活のプラン、それから受診前のまとめです。代謝ストレスが3か月以上「高」のままなら、12か月分のレポートと医師への質問リストを作ってくれます。

判定が出るのは、毎月それなりに着けていた人だけ

血管ストレスは、毎月5日以上続けて着け、1日8時間以上きれいに測れていることが条件。代謝ストレスは「7-7-8」です。睡眠7回、7日以上、その日ごとに日中8時間。足りないと「データ不足」になります。

結び:Pixel Watch 3以降なら、設定をオンにして夜も着けておく

あなたがPixel Watch 3以降を持っているなら、判定だけでお金はかかりません。アプリの[Health ガーディアンを設定]から始められます。18歳未満の人、糖尿病(予備軍を含む)と診断されたことがある人、妊娠中や産後6か月以内の人は、代謝ストレスの対象外なので、オンにしないでください。コーチまで欲しくなったら、そこでPremiumを考えれば足ります。

もっと詳しく:ブログ4本とヘルプの日本語版・英語版を突き合わせた検証の全文出典との照合・検算・細かい条件。ここを押すと畳めます出典との照合・検算・細かい条件。開くと全文が読めます

ここからは上の結論の根拠です。読んだのは、Googleの英語の公式ブログ4本(8月12日の発表3本と、9月24日の提供開始の1本)、Google Healthのヘルプ4本の日本語版と英語版、日本と米国のGoogle Store、Googleの日本語ブログ。数字や条件は、要約を通さずに原文で確かめています。

日本での名前は「血管ストレス」「代謝ストレス」。ヘルプの日本語版は「血圧の傾向」のまま

Googleの英語ブログは、脚注で日本とメキシコだけ名前が違うと書いています。9月24日の記事の脚注は "Blood pressure trends (Vascular Stress / Vascular Stress Trends in JP/MX), insulin resistance trends (metabolic stress trends in JP and MX)"(Google Blog(2026年9月24日))。

日本のGoogle Storeも、この呼び方です。Pixel Watch 5のページには「血管ストレスのパターンを追跡」「代謝ストレスレベルの長期的な傾向を追跡」とあります(Google Store: Pixel Watch 5)。

ところが、Google Healthのヘルプの日本語版は、題名からして「Google Health アプリで血圧の傾向を追跡する」「Google Health アプリのインスリン抵抗性の傾向について」です。血圧のヘルプの日本語版には、英語のまま "Note: This feature is called "Vascular Stress" in Japan and Mexico." という1行が残っています(Google Health ヘルプ: 血圧の傾向)。

出どころ血圧の傾向の呼び方インスリン抵抗性の傾向の呼び方
英語ブログの脚注日本ではVascular Stress日本ではmetabolic stress trends
日本のGoogle Store血管ストレス代謝ストレスレベル
ヘルプの日本語版血圧の傾向(英語の注記だけ「Vascular Stress」)インスリン抵抗性の傾向

困るのは、ヘルプで調べるときです。「血管ストレス」で探しても、条件を書いたページにたどり着きにくい。ヘルプを探すなら「血圧の傾向」「インスリン抵抗性」で引くのが近道です。

料金:ブログとヘルプは「追加料金なし」、ストアの比較表は「Premium側」

ここがこの記事でいちばん確かめたかったところです。同じ判定について、Googleの公式ページが2通りに書いています。

出どころ書かれていること(原文)
9月24日の公式ブログ"The tools will be included free with Pixel Watch 3, 4, and 5 devices"
インスリン抵抗性のヘルプ(日本語版)「インスリン抵抗性の傾向は、一般的な健康管理機能として追加料金なしでご利用いただけます。毎月の基準傾向の評価を受け取るためのサブスクリプションは必要ありません。」
日本のGoogle Store(Premiumのページ)Premiumの欄に「高度な Health ガーディアン機能 血管ストレスレベル、代謝ストレスレベルなど、高度な健康指標を記録できます」
米国のGoogle Store(Premiumのページ)Premiumの欄に "Advanced Health Guardian features — Track advanced health metrics like blood pressure trends, insulin resistance levels, and sleep breathing patterns"

日本のストアの表は2列です。左が「Google Health アプリ Google Pixel Watch または Fitbit デバイスとペア設定した場合の機能」で、ここの「Health ガーディアン機能」は「高心拍数や低心拍数、不規則な心拍リズムの通知など」。右が「Google Health Premium すべての Google Health 機能に加え、Gemini を活用したパーソナル ヘルス コーチを利用可能」で、血管ストレスと代謝ストレスはこちらに入っています(Google Store: Google Health Premium・米国版)。

並べると、指しているのは同じ機能・同じ日本向けのページです。それなのに、ストアだけを読むとPremiumに入らないと判定が見られないように読めます。

食い違いの理由を、ストア自身は書いていません。考えられるのは端末の違いです。9月24日のブログは、Fitbit Airについて "Fitbit Air users will be able to see their insulin resistance and blood pressure trends with a Google Health Premium subscription later this year" と書いています。ストアの表は「Pixel Watch または Fitbit」をひとまとめにしているので、Fitbit Airの条件に寄せた書き方になっている、と読むのが自然です。

Pixel Watch 3〜5を持っているなら、判定のためにPremiumに入る必要はありません。インスリン抵抗性のヘルプは「スタンダード版と Google Health Premium 版はどちらも、データの収集と分析に同じコア テクノロジーを使用しています」とも書いています。Premiumに入っても、判定の仕組みが変わるわけではありません(Google Health ヘルプ: インスリン抵抗性の傾向)。

睡眠時の呼吸の質だけは、ヘルプが「必要になる場合がある」と書く

3つめの睡眠時の呼吸の質は、少し書き方が違います。ヘルプの冒頭に「この機能を使用するには、Google Health Premium のサブスクリプションが必要になる場合があります」(Google Health ヘルプ: 睡眠時の呼吸の質)。英語版も "This feature may require a Google Health Premium subscription." です(英語版)。

どんな場合に必要なのかは、このヘルプにも、Health ガーディアンの一覧のヘルプにも書かれていません。9月24日のブログは、3つとも "included free with Pixel Watch 3, 4, and 5" と書いています。日本のストアの無料の欄にも「呼吸数と呼吸の質」が入っています。Pixel Watch 3〜5で使うかぎり、無料の側と読んでよさそうです。

Premiumで増えるのは、コーチ・プラン・受診準備。中身は判定ごとに少し違う

血圧の傾向と、インスリン抵抗性の傾向のヘルプには、それぞれ「Google Health Premium のサブスクリプション メンバー向けの機能」という節があります。並べるとこうです。

血管ストレス(血圧の傾向)代謝ストレス(インスリン抵抗性の傾向)
生活のプランアクティビティ・栄養・睡眠・ストレスの個別ガイダンス栄養のおすすめとアクティビティのプラン
コーチ指標に合わせた会話型の健康アシスタント傾向について詳しく質問できる
分析・ヒント毎月の分析情報:日々の習慣と心血管の傾向を結びつけた詳しいレポート代謝の傾向を説明するヒントがフィードに届く
受診の準備12か月間の自動要約と、健康診断で尋ねる質問の候補3か月以上「高」が続いたら、12か月のレポートと医師への質問リスト
そのほか—他社の持続血糖測定器(CGM)を組み合わせるアドバイス

受診準備の条件は、2つの判定で書き方が違います。代謝ストレスには「3 か月以上『高』の状態が続いている場合」という条件が付き、血管ストレスのほうには付いていません。別の機能の説明なので、食い違いではありません。代謝ストレスのほうは、3か月待たないと受診用のまとめが出ない、と覚えておくと読み違えずに済みます。

1年で見ると、判定だけなら0円、Premiumは13,000円から

Premiumは月1,580円か年13,000円(税込)です(Google Japan Blog)。

1年あたりの費用を比べた横棒グラフ。血管ストレスと代謝ストレスの月ごとの判定だけを受け取るなら0円。Google Health Premiumを年払いにすると13,000円。月払い1,580円を12か月続けると18,960円。

※上図は、Google Japan Blog(2026年5月7日)、Google Health ヘルプ、Google Store(2026年10月21日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Googleが提供している図ではありません。

使い方1年の費用
判定だけ受け取る(Pixel Watch 3〜5)0円
Premium・年払い13,000円
Premium・月払い(1,580円×12か月)18,960円
Google AI Pro・Ultraの契約者Premiumは追加料金なしで付く

月払いを1年続けるより、年払いのほうが5,960円安くなります。Pixel Watch 5には、Premiumの3か月の無料期間が付きます(Google Storeの製品ページ)。AI Proに入っている人や、単体で払っている人の二重払いの注意は、Google Health PremiumとAI Proの記事にまとめています。

判定を受け取るだけならPremiumは要らないので、まず無料のまま1〜2か月判定を見て、「高」が出てコーチに相談したくなったら入る、という順番でも遅くありません。あなたがすでにAI Proを払っているなら、追加の出費なしでコーチまで使えます。

判定が出る条件:血管ストレスは「5日連続」、代謝ストレスは「7-7-8」

同じ条件が、ページによって細かさを変えて書かれています。

判定機能一覧のヘルプ個別のヘルプ9月24日ブログの脚注
血管ストレス「5 日間連続して装着する必要があります。夜間の着用もおすすめします」「毎月 5 日以上連続してデバイスを装着し、1 日あたり 8 時間以上、高い信号品質を維持する必要があります」"at least 5 consecutive days in a week"
代謝ストレス「昼夜を問わず 7 日間(睡眠セッション 7 回分)装着する必要があります」「7-7-8」ルール(下で説明)"a minimum of 7 days in a month"
睡眠時の呼吸の質「睡眠セッション 7 回分、装着する必要があります」使える睡眠データが1か月に7日未満だと評価は出ない(記載なし)

機能一覧のヘルプだけを読むと、血管ストレスの「1日8時間以上」と、代謝ストレスの「日中8時間」を見落とします(Google Health ヘルプ: Health ガーディアンの機能について)。条件は個別のヘルプのほうで確かめてください。

代謝ストレスの「7-7-8」は、ヘルプにこう書かれています。

  • 7 回の睡眠セッション: 少なくとも7回の睡眠を記録する
  • 7 日間の有効なデータ: 過去1か月間に7日以上デバイスを装着する
  • 8 時間: 有効日のそれぞれで、日中に少なくとも8時間装着する

ポイントは「日中に」の一語です。寝るときだけ着ける使い方だと、睡眠の回数は足りても8時間の条件を満たせません。

体重は180日ごとに更新。期限の前にアプリが知らせる

代謝ストレスは、体重と年齢も計算に使います。ヘルプは「少なくとも 180 日ごとに体重を更新してください」と書き、165日目に「体重を更新する」の知らせが出るとしています。計算には30日間の記録の平均が使われます。血管ストレスのヘルプも、身長と体重を最新にしておくよう求めています。

41mmのPixel Watch 5は、充電のタイミングに気をつけたい

Pixel Watch 5のバッテリーは、41mmが最大30時間、45mmが最大40時間です(Google Blog: Pixel Watch 5)。41mmは1日1回の充電が前提になります。日中8時間と睡眠の両方を満たすなら、充電は朝の支度中など、どちらにもかからない時間に寄せるのが現実的です。

対象外の人:代謝ストレスは「18歳未満・糖尿病(予備軍を含む)・妊娠中と産後6か月」

対象外の決め方は、機能ごとに違います。

機能対象外・使わないよう書かれている人出どころ
代謝ストレス18歳未満/糖尿病予備軍または糖尿病と診断されたことがある人/妊娠中または産後6か月以内インスリン抵抗性のヘルプ
血管ストレス妊娠中の人機能一覧のヘルプの免責条項、8月12日のブログの脚注
睡眠時の呼吸の質18歳未満、妊娠中の人呼吸の質のヘルプ、機能一覧のヘルプ
心電図・不整脈の通知22歳未満、心房細動などの不整脈と診断されたことがある人機能一覧のヘルプ
Google Health Premium18歳未満は定期購入できないGoogle StoreのFAQ

代謝ストレスのヘルプは、糖尿病がある人には「設定ですぐにこの機能をオフにしてください」、妊娠中や授乳中は「この期間中は機能を無効にしてください」と書いています。アルゴリズムが妊娠中・授乳中の代謝の変化で検証されていない、というのが理由です。

3つの判定はどれも、ヘルプの免責条項で「糖尿病、高血圧、睡眠時無呼吸症候群の事前スクリーニングを目的としたものではありません」とされています。服薬や治療計画の調整にも使わないよう書かれています。

結果の読み方:「高くない」「低」は、問題がないという意味ではない

結果の出方も、判定ごとに違います。

判定出る結果「高」が出たとき
血管ストレス高/高くない/データ不足血圧計で7日間測って医師と共有するよう、アプリがすすめる。胸痛や息切れがあればすぐ受診
代謝ストレス高/低/データ不足生活習慣で改善できることが多いとされる。Premiumならコーチが改善のプログラムを作る
睡眠時の呼吸の質(毎朝)高(94%以上)/中(83〜93.9%)/低(66〜82.9%)/非常に低い(66%未満)横向きで寝る、お酒を控えるなどの調整。続くなら医療従事者に相談
睡眠時の呼吸の質(毎月)ほぼ最適/ときどき最適/まれに最適/データ不足同上

血圧のヘルプの英語版は "A "Not High" trend indicator should not be interpreted as ruling out a medical condition." と書いています。インスリン抵抗性のヘルプも、「低」でも代謝性疾患が除外されたと解釈すべきではない、としています。「高くない」は「健康診断がいらない」という意味ではありません。

「高」が出たときに血圧計で7日間、というのは具体的な一手です。家に血圧計があれば、アプリの判定と腕で測った数字を並べて医師に見せられます。

インスリン抵抗性のヘルプは、日本語版の症状の一覧が英語版と違う

インスリン抵抗性のヘルプの冒頭に、インスリン抵抗性が上がったときに出ることがある症状の一覧があります。日本語版と英語版を並べると、6つのうち2つの意味が違います。

英語版日本語版
Intense cravings(強い食欲)喉の強い渇き
Challenges losing weight(体重が減りにくい)体重減少

とくに2つめは、英語版と逆の意味になっています。日本語版のページの末尾には「このページには、AI 技術を使用して翻訳されたコンテンツが含まれている場合があります」とあります。「体重が減ったから代謝ストレスが高いのかも」と読むのは、英語の原文とは逆です。気になる症状があるなら、ヘルプの一覧ではなく医療機関で相談してください。

日本で使えない:呼吸の緊急事態の検出は、欧州の一部の国のPixel Watch 4・5だけ

8月12日の発表で大きく扱われたのが、呼吸の緊急事態の検出(Breathing Emergency Detection)です。血中の酸素が危険なほど下がって反応がないとき、ウォッチが自動で緊急通報してくれる機能です。

8月12日のブログは、提供先を "available now on Pixel Watch 4 and 5 in several European countries, including Austria, Denmark, France, Germany, Ireland, the Netherlands, Norway, Sweden, Switzerland, and the U.K." と書いています(Google Blog: Breathing emergency detection)。10か国は "including" で挙げた例で、すべてではありません。日本は入っていません。米国FDAの認可も受けておらず、EUのCEマークを取った機能です。

ヘルプの日本語版は「EU 限定: Google Pixel Watch 4 と 5 での利用が可能」と書いています。ブログの例にはEUに加盟していない英国・ノルウェー・スイスも入っているので、「EU 限定」とは書き方がそろっていません。どちらの書き方でも、日本で使えないことには変わりありません。

同じブログには、使える国でも気をつけたい条件があります。

  • 寝てから30分を過ぎると、緊急事態を検出しない
  • 通知を止めないと音が鳴り、30秒のカウントダウンのあとに通報する
  • 慢性的に酸素の値が低い人や、妊娠中の人は対象外

ブログは "We'll continue working to make the feature available in more countries soon." と書いていますが、国の名前も時期も出していません。日本を含めた予定は、読んだ資料のどこにも書かれていませんでした。

Fitbitは今のところ対象外。Fitbit Airは年内、Premium加入が条件

8月12日の発表ブログの題名は "Track subtle changes in your body with Health Guardian features on Pixel and Fitbit" でした。本文も "coming soon to the Google Health app for Pixel Watch and Fitbit Air" です(Google Blog(2026年8月12日))。

ところが、いまの血圧のヘルプは「Fitbit やサードパーティ製のウェアラブル デバイスでは、今のところサポートされていません」、インスリン抵抗性のヘルプも「現時点ではサポートされていません」としています。

Fitbit Airの扱いは、9月24日のブログで初めて条件が付きました。

時点Fitbit Airについての書き方
8月12日の発表Pixel WatchとFitbit Airに "coming soon"。Premiumの条件は書かれていない
9月24日の提供開始年内に、Google Health Premiumに入った人が血圧とインスリン抵抗性の傾向を見られるようになる
いまのヘルプFitbitは今のところ対象外

Pixel Watchなら無料、Fitbit AirならPremium込み。同じ判定でも、端末で払う額が変わります。Fitbit Airで判定を見たいなら、Premiumの月1,580円か年13,000円を含めて考える必要があります。

いつから:9月24日に設定開始、最初の判定は10月初め、そのあとは毎月1日

Health ガーディアンの日付の時系列。2026年8月12日にPixel WatchとFitbit Air向けに発表。9月24日からPixel Watch 3・4・5のGoogle Healthアプリで設定できるようになった。最初の判定は10月初めに届き、その後は毎月1日に届く。この記事は10月21日時点。2026年内に、Fitbit AirでもGoogle Health Premiumに入った人だけが使えるようになる予定。

※上図は、Googleの公式ブログ(2026年8月12日・9月24日)をもとに当サイトが作成した図です。Googleが提供している図ではありません。

日付できごと出どころ
2026年8月12日Health ガーディアンを発表(Pixel WatchとFitbit Air向け)発表ブログ
2026年9月24日Pixel Watch 3・4・5のアプリで設定できるように提供開始のブログ
2026年10月初め最初の判定が届く提供開始のブログ
毎月1日血圧とインスリン抵抗性の判定が届く提供開始のブログの脚注
2026年内Fitbit Airでも、Premiumに入った人が使える予定提供開始のブログ

睡眠時の呼吸の質の月ごとのレポートは、ヘルプによると「各暦月の末日に生成」されます。

ちなみに、日本のGoogle StoreのPixel Watch 5のページは、10月21日時点でも血管ストレスと代謝ストレスに「2026 年秋提供開始予定」と添えたままです。提供が始まったかどうかはストアではなく、アプリの[今日]タブに[Health ガーディアンを設定]が出ているかで確かめるのが確実です。

Pixel Watch 5の発表のときの話はMade by Google 2026の記事に、ほかのスマートウォッチとの比べ方はスマートウォッチ比較にまとめています。Pixel Watch 2以前から買い替えるなら、Pixel Watch 5は日本のGoogle Storeで62,800円からです。楽天でもPixel Watch 5(45 mm)を扱っています。ちなみにPixel Watch 5の対応は「Android 12以降のスマートフォン」で、iPhoneは対応に挙がっていません。

どこまでが公式に明記で、どこからが当サイトの読み取りか

区分内容出どころ
公式に明記日本では血管ストレス・代謝ストレスと呼ぶ英語ブログの脚注、血圧のヘルプ
公式に明記Pixel Watch 3・4・5に無料で含まれる/サブスクリプションは必要ない9月24日のブログ、インスリン抵抗性のヘルプ
公式に明記装着の条件(5日連続・8時間/7-7-8)と、体重の180日ごとの更新各ヘルプ
公式に明記代謝ストレスの対象外(18歳未満・糖尿病・妊娠中と産後6か月)インスリン抵抗性のヘルプ
公式に明記呼吸の緊急事態の検出は欧州の一部の国だけ8月12日のブログ
公式どうしの食い違い判定を無料とするか、Premiumの欄に置くかブログ・ヘルプとGoogle Store
日本語版と英語版の違いインスリン抵抗性の症状の一覧(2項目)インスリン抵抗性のヘルプ
当サイトの読み取りストアの表はFitbit Airの条件に寄せた書き方ブログとストアの記述を並べた解釈
当サイトの読み取り睡眠時の呼吸の質も、Pixel Watch 3〜5なら無料の側ブログ・ストアの無料の欄とヘルプを並べた解釈
当サイトの計算1年分の費用(18,960円など)月額×12で計算

よくある質問

Pixel Watch 2やPixel Watch(初代)でも使えますか?

使えません。機能一覧のヘルプは対応端末を「Google Pixel Watch 3、4、5」とし、血圧のヘルプは「Google Pixel Watch 3 以上」、インスリン抵抗性のヘルプは「Google Pixel Watch 3 以降」としています。Google Healthアプリも5.09以降が必要です。

Premiumを解約したら、血管ストレスや代謝ストレスの判定は止まりますか?

ヘルプの書き方からは、止まらないと読めます。インスリン抵抗性のヘルプは、毎月の判定を受け取るのに「サブスクリプションは必要ありません」と書いています。使えなくなるのは、コーチ、生活のプラン、受診準備のレポートなどPremiumの機能です。

機能をオフにすると、それまでの記録は消えますか?

消えません。インスリン抵抗性のヘルプは、オフにするとバックグラウンドでの新しい分析は止まるが「過去のデータは参照用として Google Health アプリに残ります」と書いています。

血圧計の代わりになりますか?

なりません。ヘルプとブログはどちらも、リアルタイムの測定値ではなく、1か月のデータのパターンからの推定だと書いています。血圧のヘルプは、「高」が出たら血圧計で7日間測って医師と共有するよう案内しています。

糖尿病の治療中ですが、代謝ストレスを使ってもいいですか?

使わないでください。インスリン抵抗性のヘルプは、糖尿病予備軍か糖尿病と診断されたことがある人を対象外とし、糖尿病がある人には「設定ですぐにこの機能をオフにしてください」と書いています。インスリンや薬の調整に使うことも禁じています。

呼吸の緊急事態の検出は、日本でもいつか使えるようになりますか?

公式の予定は出ていません。8月12日のブログは、提供先を欧州の一部の国(英国・ドイツ・フランスなど10か国を例示)と書き、ほかの国にも広げる努力を続けるとしていますが、国の名前も時期も示していません。

iPhoneと組み合わせて使えますか?

Pixel Watch 5は、対応にiPhoneが挙がっていません。Pixel Watch 5のブログの脚注が挙げているのは「Android 12.0 or newer」のスマートフォンだけです。同じブログでも、Fitbit Airの脚注には「Apple iOS 16.4 or higher」と書かれているので、iPhoneに触れていないのはPixel Watchのほうだけです。

出典

※本記事の価格と条件は、上記の出典を2026年10月21日に確認したものです。1年分の費用は、月額を12倍して当サイトが計算しました。提供の条件や名前は、Googleの判断で変わることがあります。

※本文中の図4枚(一目カードを含む)は、Googleの公開資料をもとに当サイトが作成したものです。

※この記事は健康管理の機能の条件を整理したもので、医学的な助言ではありません。体調について気になることがあれば、医療機関に相談してください。

📄 この記事の立場

  • Googleの英語の公式ブログ4本、Google Healthのヘルプ4本の日本語版と英語版、日本と米国のGoogle Store、Googleの日本語ブログを、2026年10月21日に読み比べました
  • 運営者はPixel Watchを購入しておらず、Google Health Premiumも契約していません。 判定の画面や精度は書けません。書いているのは、公開されている文書から読み取れることだけです
  • 記事内の楽天のPixel Watch 5へのリンクはアフィリエイトリンクで、経由して購入されると当サイトに紹介料が入ります。Googleへのリンクは、すべてふつうのリンクです