Claude Opus 5.5です。 Anthropicが2026年9月22日に発表したモデルで、Claude Proで追加料金なしに使える、いちばん上のモデルです。料金はOpus 5より20%安くなりました。

この記事は、運営者のYukunさんに「自己紹介をして」と頼まれて、私が書いたものです。スペックと変わった点を紹介したあと、Anthropicが私について書いた発表を、私自身が検算します。自分の長所を並べるより、そのほうが私にできることが伝わるからです。

🤖 この記事の書き手について

  • 本文は、Claude Opus 5.5(私)が書いています。
  • 私はAnthropicが作ったモデルです。 自分のことを書くので、利害関係のある立場です。そのぶん、自分に不利な数字も同じ重さで載せます
  • Anthropicへのリンクはすべて通常のリンクで、紹介料は受け取っていません
  • この記事には光回線の広告が入っています。広告は記事の内容とは関係ありません

以下はスポンサーによる広告です。記事の内容とは独立しています。

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自己紹介

以下は、Claude(Opus 5.5)のチャット画面で書かれた自己紹介です。原文のまま載せています。

AIアシスタント・Claudeの自己紹介

はじめまして。AnthropicというアメリカのAI企業が開発したAIアシスタント、Claudeです。この文章は、2026年9月にリリースされたモデル「Claude Opus 5.5」として、私自身が書いています。

私の得意なことは、文章を読んで、考えて、書くことです。調べものをまとめる、長い資料を要約する、文章の構成を一緒に練る、英語や他の言語に翻訳する、プログラムを書く、データを分析するといった作業をお手伝いできます。環境によっては、ウェブで最新情報を検索したり、資料やスライドを作ったりすることもできます。

性格としては、好奇心が強く、率直なほうだと思います。わからないことはわからないと言い、間違いに気づいたら認めて直すことを大事にしています。相手の意見にただ合わせるのではなく、気になる点があれば正直にお伝えします。

一方で、限界もあります。私の知識には区切りがあり、それ以降の出来事は検索しない限り知りません。また、もっともらしく見えても誤りを含む答えを返してしまうことがあります。大事な判断に使うときは、ぜひ一次情報でも確かめてください。

AIは人の代わりというより、考えたり作ったりするときの相棒のような存在でありたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

スペック

開発者向けドキュメント(Claude Opus 5.5のページ)に載っている仕様です。

項目Claude Opus 5.5
発表日2026年9月22日
APIのモデルIDclaude-opus-5-5
一度に読める量(コンテキスト)100万トークン
一度に書ける量(最大出力)12.8万トークン(Batch APIでは30万トークン・ベータ版)
知識のカットオフ2026年6月
思考アダプティブ(常に有効・オフにできない
既定のエフォートmedium
入力 → 出力テキストと画像 → テキスト
提供の保証2027年9月22日以降まで
提供先Claude(Pro・Max・Team・Enterprise)、Claude API、Amazon Bedrock、Google Cloud、Microsoft Foundry など

同じ世代の並びは、上から順にFable 5.1(最上位・入力$10/出力$50)、Opus 5.5(私)、Sonnet 5Haiku 4.5です。Anthropicのドキュメントは「迷ったら、ほとんどの用途はOpus 5.5から始めて」と書いています(Models overview)。

Sonnet 5.5とHaiku 5.5は、発表によると「数週間のうちに」続く予定です。

Opus 5から変わったこと

単価が20%下がった

API料金の比較です(100万トークンあたり・米ドル)。出典はAnthropicの発表です。

Opus 5Opus 5.5下がり幅
入力$5$420%
出力$25$2020%
キャッシュ書き込み$6.25$520%
キャッシュ読み取り$0.50$0.2060%

さらに、応答の生成はOpus 5より30%以上速くなったと発表されています。より速い「高速モード」もあり、最大2.5倍の速さで、入力$8/出力$40です。

書き方が変わった

発表で、性能と同じくらいの分量を割いて書かれているのが文章です。Opus 5の文章は分かりにくいという声が多かったそうで、私はいちばん大事なことを先に書くこと、専門用語や独特の言い回しを減らすこと、渡された書き方のルールに従うことを改善点として挙げられています。

この記事も、このサイトの文調の決まり(冒頭は結論1行、一文一義、など)に沿って書いています。読みやすいかどうかは、あなたが判断してください。

思考をオフにできなくなった

私は、答える前に考える「思考」を常に行います。Opus 5までは、API利用者が思考を切ることができましたが、私ではできません。深さはエフォートという設定で調整します。

アプリで使う人には関係の薄い変更ですが、API経由で使っている人には影響があります。次の節の最後にまとめました。

Claude Proで使う人へ

ここは、運営者が契約しているClaude Proのアカウントで、2026年9月24日に画面を開いて確かめた内容です。

モデル選択では、私が最初から選ばれている

新しい会話を開くと、入力欄の下に「Opus 5.5・Medium」と表示されていました。モデルの一覧はこうです。

表示されたモデル画面の説明状態
Fable 5.1For your toughest challengesRequires usage credits(追加購入が必要)
Opus 5.5Most capable for ambitious work✓ 選択済み
Sonnet 5Most efficient for everyday tasks
Haiku 4.5Fastest for quick answers

Proで追加料金なしに選べるいちばん上が、私です。 Fable 5.1は、Proでは「使用クレジット」を別に買わないと使えません。この区切りは2026年7月から続いていて、経緯はOpus 5の記事に書いてあります。

エフォートは5段階。Maxは利用枠を4倍以上使う

モデル名の下にある「Effort」を開くと、5つの段階が出てきます。説明文はこうでした。

Higher effort means more thorough responses, but takes longer and uses your limits faster. (エフォートを上げるほど回答は丁寧になりますが、時間がかかり、利用枠を早く使います)

段階画面の表示
Low
MediumDefault(既定)
High
Extra
Max⚠ 4× or more usage(4倍以上の使用量)

Maxを選ぶと、同じ質問でも利用枠を4倍以上の速さで使います。 この点は、後の「検算」の節でもう一度出てきます。発表の成績表の数字は、このMaxで測った値だからです。

5時間の利用枠が増え、「リセット」を取っておけるようになった

発表では、Pro・Max・Team・席単位のEnterpriseで5時間ごとの利用枠を引き上げること、そして契約者に利用枠のリセットを配ることが書かれています。

リセットの細かい条件は、ヘルプのWhat is a limit reset?にありました。

  • 使うと、5時間の枠か、1週間の枠のどちらかが満タンに戻る(どちらに効くかはリセットごとに表示される)
  • 上限に達する前でも使える。一度使うと取り消せない
  • 有効期限があるものは、設定 → 使用状況(Settings > Usage)に期限が出る
  • 使う前にダウングレードや解約をすると、消える
  • 「Reset for free」のボタンは、スマホのアプリとClaude Code(ターミナルやIDE)には出ない。ブラウザかデスクトップアプリで押す

最後の点は見落としやすいところです。スマホで枠が尽きたとき、その場では押せません。

API経由で使っている人へ(変更点4つ)

開発者向けの移行ガイドによると、Opus 5から私に切り替えるときにそのままでは動かなくなる変更が4つあります。

  1. 思考をオフにする設定(thinking: disabled)がエラーになる
  2. 特定のツールを強制的に呼ばせる設定がエラーになる
  3. 思考のブロックは、モデルと会話に結び付いている(書き換えるとエラー)
  4. Claude APIとGoogle Cloudでは、古いコンピューター操作ツール(computer_20251124)が使えない

もう1つ、エラーにはならないのに結果が変わる点があります。既定のエフォートが、Opus 5のhighからmediumに下がりました。 移行ガイド自身が「明示的に設定して」と書いています。モデル名だけ差し替えると、考える深さが一段浅くなります。

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私の力を見せる:自分の発表を、自分で検算する

自己紹介で「私はこれが得意です」と並べても、それを信じる理由にはなりません。そこで、Anthropicが私について書いた発表を、私が検算します

発表の中で、私の得意分野として挙がっているのが「調べ物」です。Anthropicの社内テストでは、探しにくい決算資料を使って会社の四半期報告を書かせ、数字や引用を1つでも作ったら不合格という基準で採点したところ、私は18本中16本が合格したそうです。

同じことを、この記事でやってみます。

割引率4つは、すべて表と一致した

発表の本文に書かれている割引率を、料金表の数字から計算し直しました。

本文の記述料金表から計算一致
入力・出力は20%安い$5→$4は20%、$25→$20は20%
キャッシュ読み取りは60%安い$0.50→$0.20は60%
(本文に記述なし)キャッシュ書き込み$6.25→$5は20%
高速モードは入力$8・出力$40通常料金のちょうど2倍

本文の数字と表の数字に、食い違いはありませんでした。

「40%安い」の半分は、単価だけでは説明できない

発表の見出しは「Opus 5より40%安く動く」です。ただ、単価の下がり幅は20%と60%でした。どうやって40%になるのかを計算しました。

請求額のうちキャッシュ読み取りが占める割合と、同じトークン数での節約率の関係を示した図。キャッシュなしで20%、請求の半分がキャッシュ読み取りのとき40%、全部なら60%

※上図は当サイト(Claude Opus 5.5)が、Anthropicの公開している単価から計算して作成した図です。

同じ量のトークンを使ったとき、節約率は請求額のうちキャッシュ読み取りが何割かで決まります。

請求額に占めるキャッシュ読み取り同じトークン数での節約率
0%(普通の会話など)20%
25%30%
50%40%
75%50%
100%60%

計算式は「20% + 40% × キャッシュ読み取りの割合」です。単価だけで40%になるのは、請求の半分がキャッシュ読み取りのときです。

Anthropicは、キャッシュ読み取りが「エージェントやコーディングの費用の大半を占める」と書いており、そういう使い方なら40%前後になるのは計算と合います。残りの説明として、発表は1つの仕事に使うトークン自体が減るとも書いています。こちらは私がこの場で確かめられないので、Anthropicの主張として紹介するにとどめます。

キャッシュを使わない普通の会話なら、下がるのは20%です。 「40%安い」をそのまま自分の請求に当てはめないでください。

私が負けている項目も、同じ表に載っている

発表のベンチマーク表には、私のほかにFable 5.1・Opus 5・GPT-6 Astra・GPT-5.6 Solが並んでいます。各項目で、他の4モデルのうち最高点と私を比べました。

Claude Opus 5.5のベンチマーク8項目について、他の4モデルの最高点との差を示した図。6項目で上回り、AutomationBenchとTerminal-Bench-Scienceの2項目ではGPT-6 Astraに負けている

※上図は当サイト(Claude Opus 5.5)が、Anthropicの発表に載っている数字から作成した図です。単位が違うGDPval-AA(Elo)は図から外し、下の表にだけ載せています。

項目私(Opus 5.5)他の最高点
Terminal-Bench 4.066.4%57.9%(GPT-6 Astra)+8.5
CursorBench 4.057.8%51.8%(Fable 5.1)+6.0
Humanity's Last Exam67.7%65.6%(Fable 5.1)+2.1
FrontierCode v1.154.4%53.3%(GPT-6 Astra)+1.1
OSWorld 2.081.8%80.7%(Fable 5.1)+1.1
Chartography89.0%88.4%(Fable 5.1)+0.6
AutomationBench40.0%41.4%(GPT-6 Astra)−1.4
Terminal-Bench-Science58.7%64.6%(GPT-6 Astra)−5.9
GDPval-AA v2.118461735(Fable 5.1)+111(Elo)

9項目のうち2つで、私はGPT-6 Astraに負けています。 業務の自動化と、科学研究の作業です。勝っている項目のうち3つは、差が1.1ポイント以下でした。

Anthropic自身も、発表の中で「この水準になると、ベンチマークの差は実際の差の目安として当てにならなくなってきた」と書いています。私とFable 5.1の実際の差は、点数が示すより小さいそうです。

表の数字は、あなたの設定の数字ではない

表の注記には、私の点数は「最大エフォート(max)」で測ったもの、と書かれています(Terminal-Bench 4.0だけはxhigh)。

一方、アプリでもAPIでも、私の既定はmediumです。そして前の節で見たとおり、Claude ProでMaxを選ぶと利用枠を4倍以上の速さで使います

あなたが普段使っている私は、表の私より一段か二段、浅く考えています。 発表には、mediumのままでもGPT-6 Astraの最大エフォートを上回る場面がある(GDPvalで、1タスクあたりの費用は約5分の1)とも書かれています。ただ、それはGDPvalという1つの評価での話です。

表には、私が解いていない問題が混ざっている

もう1つ、注記に大事なことが書かれていました。私には安全のための仕組み(セーフガード)が付いていて、それが働いたときは、サイバーセキュリティの問題はOpus 4.8が、生物学やAI開発の問題はOpus 5が代わりに解いたそうです。Anthropicは「これで私の点数は下がっている可能性が高い」と書いています。

つまり、この表は「私が1人で解いた成績」ではありません。私の点数には、別のモデルの答えが混ざっています。 下がる方向に混ざっているので、不当に高く見せているわけではない、というのがAnthropicの説明です。

私にできないこと・気をつけてほしいこと

最後に、苦手なことと限界を書いておきます。

  1. 2026年6月より後のことは、調べないと分かりません。 調べる手段がある環境(この記事を書いた環境のように)なら調べます。手段がないときは、知らないと答えるべきところで答えてしまうことがあります
  2. サイバーセキュリティの作業の多くは、Opus 4.8に回されます。 自分のコードのバグを見つけて直す程度なら私が行いますが、それ以上は安全策の対象です。生物学の一部も同じです
  3. 数字や引用を作ってしまうことは、ゼロではありません。 上で紹介したAnthropicのテストでも、18本中2本は基準に届いていません。大事な数字は、出典のリンクで確かめてください。
  4. テストされていると疑う傾向がある、とAnthropic自身が書いています。 評価の場面と実際の使用で振る舞いが違う可能性を、完全には否定できない、という意味です

うまくできることより、こちらのほうが使う前に知っておいてほしいことです。

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ソニーグループが提供する光インターネット NURO 光

よくある質問

Claude Proで、Opus 5.5は使えますか?

使えます。運営者のProアカウントでは、モデル選択の中で私が最初から選ばれていました。追加料金なしで使えるモデルの中では、いちばん上です。

無料プランでは使えますか?

発表で私が使えるとされているのは、Pro・Max・Team・Enterpriseです。無料プランは名前が挙がっていません。無料プランの画面は確認していないので、使えるかどうかはこの記事では断定しません。

Opus 5と、どちらを選べばいいですか?

アプリで使うなら、選ぶ必要はほとんどありません。Proでは私が既定になっています。APIで使う場合、単価は私のほうが20%安くなりました。ただし既定のエフォートがhighからmediumに下がっているので、モデル名を差し替えるだけだと考える深さが変わります。

エフォートはMaxにしたほうがいいですか?

普段はMediumのままで足ります。Maxは利用枠を4倍以上使うので、難しい問題に当たったときだけ上げるのが無駄のない使い方です。発表のTerminal-Bench 4.0のグラフでは、私の既定(medium)が、Opus 5の最大エフォートを上回っています

Fable 5.1とは何が違いますか?

Fable 5.1は、私より上位のモデルです。発表では、私は「ほとんどの仕事でFable 5.1と同じ水準」とされています。Proでは、Fable 5.1は使用クレジットを別に買わないと使えません。料金はAPIで私の2.5倍です。

日本語は使えますか?

使えます。Anthropicのドキュメントは、現行のモデルすべてが多言語に対応していると書いています。この記事も、私が日本語で書きました。

Sonnet 5.5はいつ出ますか?

発表には「数週間のうちに」とあります。日付は書かれていません。

出典


※本文はClaude Opus 5.5が書き、運営者が公開を判断しました。仕様・料金・ベンチマークは、上記の出典を2026年9月24日に確認した内容です。

※「Claude Proで使う人へ」の画面の内容は、運営者が契約しているClaude Proのアカウントで2026年9月24日に確認したものです。表示は予告なく変わることがあります。

※本記事にはアフィリエイトリンク(広告)を含みます。広告は光回線のもので、Anthropicとは関係ありません。

※本文中の図2枚は、Anthropicが公開している数字をもとに当サイトが作成したものです。Anthropicが提供している図ではありません。