
3行でわかる結論
- Claude Proの使用クレジットは、2026年9月10日から、購入から6か月で失効します。Maxの使用クレジットも同じです。
- ProではFable 5.1が最初からクレジット払いです。単価は入力10ドル・出力50ドルで、Opus 5.5の2.5倍。
- 自分で有効にして前払いするまで、勝手には課金されません。自動リロードを使うなら、月間の支出上限を先に決めておくと安心です。
※上図は、Claudeのヘルプ記事「Manage usage credits for paid Claude plans」の英語版・日本語版(2026年10月16日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Anthropicが提供している図ではありません。
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使用クレジットは、購入から6か月で消える。Maxも同じ
使用クレジットは、Claude Proの上限を使い切ったあとも、前払いの残高から払って使い続けるしくみです。引かれる値段は、APIの標準料金。Proだけの話ではなく、Max 5x・Max 20xも同じしくみです。
期限は2026年9月10日から「購入から6か月」。ヘルプは「ほとんどの場合は失効しない」としたうえで、例外の地域に日本を挙げています。期限の7日前にメールが届き、払ったお金は法律が求める場合などを除いて戻りません。まとめ買いすると、使い切れなかった分はそのまま消えます。
有効にして前払いするまで、勝手には課金されない
使用クレジットは、設定で「有効にする」を押して前払いするまで、1円も引かれません。月額とは別の請求として明細に載ります。
気をつけたいのは、有効にしたあと。上限が近いという通知は出ますが、使い切るとそのままクレジット払いに切り替わります。自動リロードをオンにすれば、残高が決めた額を下回るたびに自動で買い足し。Claude Codeをスクリプトから(-p で)動かすと、Fableの分も確認なしで請求されます。
Fable 5.1は最初からクレジット払いで、単価はOpus 5.5の2.5倍
ProではFable 5と5.1がプランの上限の外にあって、1回目から使用クレジットで払います。Fable 5.1は100万トークンあたり入力10ドル・出力50ドル。Opus 5.5(4ドル・20ドル)のちょうど2.5倍です。

※上図は、Claudeの料金ページとClaude Platform Docsの「Pricing」の単価(2026年10月16日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Anthropicが提供している図ではありません。
入力5万・出力5,000トークンの1往復なら、Fable 5.1は0.75ドル、Opus 5.5は0.30ドル。会話が長くなるほど読み込む量が増えて、1往復の値段も上がっていきます。7月にFable 5がクレジット払いへ移ったときの100ドル分のクレジットは9月17日に失効していて、Fable 5.1には同じものがありません。
結び:少額ずつ買って、月間の上限を先に決める
有効にするのは、Webの「設定 > 使用状況」から。App StoreやGoogle Playで契約したあなたも、Webで支払い方法を足してから有効にします。月間の支出上限は「無制限」も選べるので、最初に金額を入れておきましょう。買う額は数週間で使い切れる分だけに。毎月80ドル以上をクレジットに使うようなら、月100ドルからのMaxと比べてみてください。
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もっと詳しく:ヘルプ・料金ページ・規約を突き合わせた検証の全文出典との照合・検算・細かい条件。ここを押すと畳めます出典との照合・検算・細かい条件。開くと全文が読めます
ここからは、上の結論の根拠です。この記事は、2026年10月時点のAnthropicの公開文書をもとに整理しています。読んだのは、Claudeのヘルプ記事6本(使用クレジット、Fableモデル、Proプランは英語版と日本語版の両方)、料金ページ(英語版・日本語版)、Claude Platform Docsの料金と拡張思考のページ、Claude Codeのモデル設定のドキュメント、Anthropicの規約3本(クレジット規約・消費者向け規約・商用規約)、Opus 5.5の発表、それに資金決済法と施行令の条文です。Claude Codeのドキュメントと使用クレジットのヘルプは2026年10月17日に、それ以外は10月16日に開きました。
使用クレジットは、上限を使い切った瞬間から前払いの残高で払う

※上図は、Claudeのヘルプ記事「Manage usage credits for paid Claude plans」「Claude Fable models on your plan」(2026年10月16日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Anthropicが提供している図ではありません。
使用クレジットのヘルプは、対象をPro・Max 5x・Max 20xの個人向け有料プランとしています(Manage usage credits for paid Claude plans・日本語版)。Proの上限は2つ。5時間ごとに戻るセッションの上限と、週に1回戻る週の上限です。
使用クレジットを有効にしておくと、どちらかを使い切った時点で、次のリクエストから従量課金に切り替わります。ヘルプの言い方は "Your subsequent usage will be billed at standard API pricing rates."。日本語版も「その後の使用は、標準 API 料金レートで請求されます」と同じ中身でした。
切り替わる瞬間について、ヘルプは細かく書いています。上限が近いという通知は、切り替わったあともしばらく残ることがある。次のリクエストがクレジットで通ると、表示が "Now using credits."(日本語版では「クレジットを使用中」)に変わる。止められたように見えても、作業は続いている、という説明です。
止まるのは2つの場合だけ。月間の支出上限に届いたときと、自動リロードがオフのまま残高が0になったときです。5時間・週の上限は、クレジットを使っていてもいつもどおりの時刻に戻ります。
クレジットが効く範囲も、ヘルプに並んでいます。
| 使い方 | クレジットの扱い(ヘルプの記述) |
|---|---|
| Claudeとの会話 | 上限を超えた分に適用 |
| Claude Code(ターミナル) | 会話と合わせた使用量で上限を数え、超えた分に適用 |
| リサーチモード | 上限を超えた分に適用。検索を重ねるので、トークンを早く使うことがある |
| プロジェクトのファイル | 会話で使うと読み込む量に入る。処理したすべてのトークンに適用 |
ヘルプの節約のコツには「新しい話題は新しいチャットで始める」「よく見る資料はプロジェクトのナレッジに置く」とあります。読み込む量がそのまま値段になるので、長い会話を続けるほど1往復が高くつく、ということです。
スマホのアプリでは設定できない。アプリで契約した人もWebで有効にする
ヘルプには、注意書きとFAQの2か所で同じことが書かれています。
If you purchased your paid plan through one of the Claude mobile apps, usage credits are only available if you enable and purchase them on the Claude web app. You will not be able to set up usage credits on the mobile app.
App StoreやGoogle Playで契約していても、使用クレジットはWeb版のClaudeで有効にして買います。スマホのアプリの中では設定できません。有効にする前に、Webで支払い方法を足す必要があります。
この書き方からすると、月額の請求はアプリストアから、クレジットの請求はAnthropicから、と2本立てになります。消費者向けの規約は、アプリストアで買った分は支払い方法・請求・返金にアプリストアの規約が適用される、と書いています(Consumer Terms of Service)。Webで買うクレジットは、Anthropicの規約の側に入ると読むのが自然です。ここは当サイトの読み取りで、ヘルプがそう説明しているわけではありません。
前払い・月間上限・自動リロードの3つで、使いすぎを止める
有効にする手順は、ヘルプの順番だとこうです。
- 設定 > 使用状況(Settings > Usage)を開く
- 「使用クレジット」の欄で「有効にする」を押す
- 支払い方法が無ければ登録する
- 「制限を調整」で月間の支出上限を決める(「無制限に設定」も選べる)
- 「資金を追加」で金額を入れて「購入」を押す(前払い)
- 必要なら、残高がしきい値を下回ったら自動で買う「自動リロード」をオンにする
使いすぎを止める道具は3つあります。月間の支出上限、自動リロードの設定、支出の上限に近づいたときの通知です。
ここで効いてくるのが、日本での6か月の期限です。自動リロードを低めのしきい値でオンにすると、残高はいつも少なめに保たれます。まとめて買って寝かせるより、消える額が小さくなる組み合わせです。月間の支出上限は、自動リロードが回り続けるのを止める歯止めとして残しておけます。
いつでもオフにできる点も、FAQに書かれています。オフにすると、プランに含まれる使用量だけに戻ります。
確認なしで請求される場面:上限の切り替え、自動リロード、Claude Codeの -p
まず、有効にする前は何も請求されません。ヘルプは、使用クレジットは月額とは別に請求され、明細に追加の請求として載ると書いています。お金が動くのは、自分で「有効にする」を押し、「資金を追加」で前払いしたあとです。
有効にしたあとは、1回ごとの確認はありません。上限が近いという通知は出ますが、使い切った時点で次のリクエストからクレジット払いに変わります。自動リロードをオンにしていれば、残高がしきい値を下回るたびに自動で買い足します。
Claude Codeには、もう1つ決まりがあります。モデル設定のドキュメントによると、対話中は、Fableのリクエストをクレジットに請求する前に同意の確認が出ます(Model configuration — Claude Code Docs)。いっぽう -p を付けた非対話の実行と、確認を出さないAgent SDKのアプリでは、確認なしで請求されます。原文は "When a Fable request there would bill to usage credits, Claude Code bills it without asking."。ProのFableは最初からクレジット払いです。スクリプトからFableを指定すると、その分がそのまま残高から引かれます。
有効期限:日本などは「2026年9月10日から、購入から6か月」
FAQの最後の問いが、期限です。英語版と日本語版を並べます。
| 版 | 原文 |
|---|---|
| 英語版 | "In most cases, usage credits do not expire. However, in certain jurisdictions such as Japan, usage credits expire six months after purchase starting September 10, 2026." |
| 日本語版 | 「ほとんどの場合、使用クレジットは有効期限切れになりません。ただし、日本などの特定の地域では、2026年9月10日から使用クレジットは購入後6か月で有効期限切れになります。」 |
2つの版は同じ中身です。続けて、期限の7日前にメールで知らせること、期限は設定の使用状況のページで見られることが書かれています。
書かれていないことも2つあります。
- 9月10日より前に買った分の扱い。 「9月10日から」が、その日以降に買った分の話なのか、その日から全部の残高に6か月が付くのかは、どちらの版でも読み切れません。手元に古い残高があるなら、使用状況のページの期限の表示を見るのが確実です
- 「日本など」のほかの国。 "such as Japan" とあるだけで、国の一覧はこのヘルプの英語版・日本語版のどちらにもありませんでした
6か月は、資金決済法の届け出が要らなくなる期間と同じ
日本で6か月という区切りには、法律の側に同じ数字があります。資金決済法は、前もって払ってあとで使う「前払式支払手段」を発行する事業者に、届け出や登録を求めています。そのうえで第4条が、次のものを適用の外に置いています(資金決済に関する法律)。
二 発行の日から政令で定める一定の期間内に限り使用できる前払式支払手段
その「一定の期間」を決めているのが施行令です(資金決済に関する法律施行令)。
2 法第四条第二号に規定する政令で定める一定の期間は、六月とする。
前払いで買って使う使用クレジットに、日本などで6か月の期限が付いた。法律の線引きと同じ数字です。Anthropicはヘルプで理由を書いていないので、これは当サイトの読み取りにとどまります。この読み取りが当たっていれば、6か月は日本の法律の側の事情なので、すぐに元へ戻る種類の条件ではなさそうです。
「1年で失効・返金不可」の規約が付くのは、APIの契約

※上図は、AnthropicのSupplemental Credit Terms、Consumer Terms of Service、Commercial Terms of Service、Claudeのヘルプ記事(2026年10月16日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Anthropicが提供している図ではありません。
anthropic.comには、クレジットの規約が別にあります(Supplemental Credit Terms、2024年3月4日発効)。中身は「Usage Credits」という同じ名前の前払いクレジットで、こう書かれています。
Credits issued by Anthropic, which includes Usage Credits, Promotional Credits and any other credits Anthropic offers ("Credits") are non-refundable. Usage Credits expire one calendar year from the date Anthropic sends the Confirmation Notice or otherwise issues the Credits.
返金不可で、購入の確認から1暦年(1年)で失効。ヘルプの「多くは失効しない、日本などは6か月」とは合いません。名前が同じなので、食い違いに見えるところです。
でも、この規約の冒頭は、自分が付く契約を限っています。"form part of the agreement ... that links to or otherwise references these Credit Terms"。この規約を参照している契約の一部になる、という書き方です。そこで、参照している契約を探しました。
| 文書 | クレジット規約との関係(原文) |
|---|---|
| 商用規約(APIキー・Console向け) | H.1に "all of which are subject to Anthropic's Supplemental Credits Terms"。参照している |
| 消費者向け規約(Claude.ai・Claude Pro向け) | 本文に "credit" の語が1つも無い。参照していない |
| 消費者向け規約の冒頭 | 商用規約は "does not include Claude.ai or Claude Pro use for individuals or entities" |
| Max・Teamの月間APIクレジットのヘルプ | Consoleの組織を結ぶ手順の中に "Review the Supplemental Credit Terms" |
商用規約は、クレジット規約を名指しで参照しています(Commercial Terms of Service)。消費者向け規約は、2025年10月8日発効の版の本文に "credit" の語がありません。そして消費者向け規約自身が、商用規約はClaude Proの利用を含まない、と書いています。
クレジット規約の中の言葉も、Console寄りです。残高を見る場所は "Plans & Billing Page"、自動リロードは "Balance Maintenance Service"。ヘルプのほうは「設定 > 使用状況」と「自動リロード」です。
つまり「1暦年で失効」は、ConsoleやAPIで買うクレジットの規約で、Claudeアプリの使用クレジットに付くものではない、と読むのが筋です。Anthropicが「アプリの分にはこの規約は付かない」と書いているわけではないので、これも当サイトの読み取りです。日本でアプリから買う分の期限として書かれているのは、ヘルプの6か月だけでした。
返金については、どちらを読んでも結論は同じです。消費者向け規約は "Except as expressly provided in these Terms or where required by law, all payments are non-refundable." と書いています。規約に明記がある場合と法律が求める場合を除いて、払ったお金は戻りません。
Fable 5.1はProの上限の外。7月の100ドル分は5.1には無い

※上図は、Claudeのヘルプ記事(Fableモデル・Fable 5の一回限りクレジット・使用クレジット、2026年10月16日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Anthropicが提供している図ではありません。
Fableのヘルプ(2026年9月2日付)は、プランごとの扱いを分けて書いています(Claude Fable models on your plan・日本語版)。
| プラン | Fable 5・Fable 5.1の扱い |
|---|---|
| Pro、Teamの標準シート | プランの上限に含まれない。最初から使用クレジットで払う |
| Max、Teamのプレミアムシート | プランの一部。週の上限の最大50%までFableに使える |
| 無料プラン | 使えない |
料金ページの比較表も、ProのFableの欄は "Usage credits"、Max 5x・20xは "50% of weekly limits" です(Claude Pricing・日本語版)。
7月までは、ProでもFable 5を週の上限の50%まで追加料金なしで使えました。その措置は2026年7月19日午後11時59分59秒(太平洋時間)に終わっています。代わりに、条件を満たすProの契約者に一回限りのクレジットが配られました(Claude Fable 5 one-time free credits promotion)。
| 項目 | 一回限りのクレジットの条件 |
|---|---|
| 金額 | Proは月払い・年払いとも100ドル分 |
| 対象 | 2026年7月19日午後11時59分(太平洋時間)の時点でProかTeamの標準シートを契約していた人。無料トライアルは対象外 |
| 受け取り | 2026年8月2日午後11時59分(太平洋時間)まで |
| 失効 | 2026年9月17日午後11時59分(太平洋時間)。受け取った日に関係なく |
| 使える範囲 | Fable 5に限らず、どのモデルにも使える普通の使用クレジット |
このクレジットは、9月17日で期限が切れています。Fableのヘルプは、"That credit applied to the Fable 5 change only, and there's no equivalent credit for Fable 5.1." とはっきり書いています。いまProでFable 5.1を使うなら、1回目から自分で買ったクレジットで払うことになります。
ちなみに、一回限りのクレジットのヘルプには、ドル以外で請求されるアカウントの話もあります。クレジットはドルで計算し、アカウントの通貨に換算して足す。足したあとの残高は、為替で動かない、という説明です。
経緯はOpus 5の記事に、Proのモデル選択でFable 5.1が「Requires usage credits」と出ていた画面はOpus 5.5の記事に書いています。
試算:1往復いくらか。値段を決めるのは、読み込む量と考える量
使用クレジットの単価は、APIの標準料金です。料金ページとClaude Platform Docsの料金表で、100万トークンあたりの値段を確かめました(Pricing — Claude Platform Docs)。
| モデル | 入力 | 出力 | キャッシュの読み取り |
|---|---|---|---|
| Fable 5.1 | 10ドル | 50ドル | 0.25ドル |
| Opus 5.5 | 4ドル | 20ドル | 0.20ドル |
| Sonnet 5.5 | 2ドル | 10ドル | 0.10ドル |
| Haiku 5.5(入力10万トークン以下) | 0.10ドル | 0.50ドル | 0.01ドル |
| Haiku 5.5(入力10万トークン超) | 0.50ドル | 2.50ドル | 0.05ドル |
Fable 5.1の入力・出力は、Opus 5.5のちょうど2.5倍。Opus 5.5の発表にある入力4ドル・出力20ドルとも一致しました(Introducing Claude Opus 5.5)。
試算の前に、高くなる側の条件を先に入れておきます。
- 考える量は出力に入る。 拡張思考のドキュメントは、思考のトークン数を "how many of the billed output tokens were internal reasoning" と書いています(Extended thinking — Claude Platform Docs)。請求される出力の一部が思考だ、ということです。下の表では、思考を含めた出力を1,000トークンと5,000トークンの2通りで置きました
- キャッシュは無しで計算した。 アプリの会話でキャッシュの割引がかかるかは、ヘルプにも料金ページにも書かれていません。効けば入力側はもっと安くなるので、下の表は高めの見積もりです
- 税は含まない。 料金ページは「表示価格には該当する税金は含まれていません」と書いています
1往復の値段は「入力のトークン数×入力の単価+出力のトークン数×出力の単価」です。
| 1往復(キャッシュなし) | Fable 5.1 | Opus 5.5 | Sonnet 5.5 | Haiku 5.5 |
|---|---|---|---|---|
| 入力1万・出力1,000トークン(短い質問) | 0.15ドル | 0.06ドル | 0.03ドル | 0.0015ドル |
| 入力5万・出力5,000トークン(資料を読ませて考えさせる) | 0.75ドル | 0.30ドル | 0.15ドル | 0.0075ドル |
| 入力20万・出力5,000トークン(長い会話の終盤) | 2.25ドル | 0.90ドル | 0.45ドル | 0.1125ドル |
計算はこうです。2つ目のFable 5.1なら、0.05×10+0.005×50=0.75ドル。3つ目のHaiku 5.5は入力が10万トークンを超えるので高いほうの単価になり、0.2×0.50+0.005×2.50=0.1125ドルです。
Proの月額と同じ20ドル分のクレジットで何往復できるかに直すと、こうなります。
| 20ドル分で | Fable 5.1 | Opus 5.5 |
|---|---|---|
| 短い質問 | 133往復 | 333往復 |
| 資料を読ませて考えさせる | 26往復 | 66往復 |
| 長い会話の終盤 | 8往復 | 22往復 |
仮に1ドル=150円で換算すると、2つ目の例はFable 5.1が1往復約113円、Opus 5.5が45円です。
読み取れることは2つ。1つ目は、同じ会話を長く続けるほど入力が増え、1往復の値段が上がること。Haiku 5.5以外は、3つ目の例が2つ目の3倍です。2つ目は、Proの上限を超えたあとのOpus 5.5は、Fable 5.1の4割の値段で同じ往復ができること。Opus 5.5の発表は「ほとんどの仕事でFable 5.1と同じ水準」と書いているので、上限を超えたあとまでFable 5.1にこだわる理由は、仕事の中身しだいです。
Maxの「週の上限の50%までFable」は、上乗せではない
Maxを比べるときに読み違えやすいのが、Fableの「50%」です。FableのヘルプのFAQが、そのまま答えています。
No. You can use up to 50% of your weekly limit on Fable models, but your use of other models draws from the same usage limits and you can never use more than your weekly limit.
週の上限のうち、半分までをFableに回せる、という割り当てです。Fableのために上限が1.5倍になるわけではありません。Fableに半分使えば、ほかのモデルに使える分はその分減ります。
もう1つ、Maxには月100ドル(Max 5x)・200ドル(Max 20x)のAPIクレジットが付きます(Monthly API credits for Max and Team plans)。これは使用クレジットとは別物です。
| 項目 | Maxの月間APIクレジット | 使用クレジット |
|---|---|---|
| 使う場所 | Claude Platform(API・Console・Agent SDKなど) | Claudeアプリ・Claude Code |
| アプリの上限超えに使えるか | 使えない("Extra usage in Claude, Claude Code, or Claude Cowork" は対象外) | 使える |
| 期限 | 請求サイクルの終わりで消える。繰り越しなし | 多くは失効しない。日本などは購入から6か月 |
| Pro | 対象外 | 使える |
使用クレジットのヘルプも冒頭で「月間APIクレジットは、Claude、Claude Code、Claude Coworkの使用クレジットには適用されない」と書いています。Maxに上げても、APIクレジットでアプリの上限超えを払うことはできません。
ではProのままクレジットを買うのと、Maxに上げるのと、どちらが安いか。料金ページの値段はProが月20ドル(年払いなら月17ドル・200ドルを一括)、Maxが月100ドルから。差は月80ドルです。あなたがクレジットに毎月80ドル以上払っているなら、Maxを比べる価値があります。
ただし、Maxの「5倍」やFableの「50%」が何トークンにあたるかは公開されていません(What is the Max plan?)。なので、ちょうど何ドルでMaxが得になる、という分かれ目は出せません。80ドルは、比べ始める目安です。
日本の値段は、ドル表記・税抜きのまま
日本語版の料金ページも、Proは「$17(年払いの月額)」「月払いの場合は $20」と、ドルのまま書いています。注記は「表示価格には該当する税金は含まれていません」。円の値段は、料金ページにはありません。
Proのヘルプは「サポートされている地域では現地通貨での価格設定があります」「一部の地域では表示価格に適用税が含まれていますが、他の地域ではチェックアウト時に税金が追加されます」と書き、地域の値段は claude.ai/upgrade かアプリストアで見るように案内しています(What is the Pro plan?・日本語版)。どの国が現地通貨か、日本が円かの一覧は、読んだヘルプと料金ページのどこにもありませんでした。
使用クレジットの単価もドルの表です。一回限りのクレジットについては、ドル以外で請求されるアカウントなら足した時点の換算額で残高が決まり、あとは為替で動かない、と書かれていました。自分で買う使用クレジットにも同じ扱いが当てはまるかは、使用クレジットのヘルプには書かれていません。
確定していることと、当サイトの読み取り
| 区分 | 内容 | 出どころ |
|---|---|---|
| 公式に明記 | 使用クレジットはAPI標準料金で引かれ、前払いで買う | 使用クレジットのヘルプ |
| 公式に明記 | 日本などでは2026年9月10日から、購入から6か月で失効。7日前にメール | 使用クレジットのヘルプ(英語版・日本語版) |
| 公式に明記 | 対象はPro・Max 5x・Max 20x。有効にして前払いするまで請求されない | 使用クレジットのヘルプ |
| 公式に明記 | スマホのアプリで契約していても、有効にして買うのはWebだけ | 使用クレジットのヘルプ |
| 公式に明記 | Claude Codeの -p とAgent SDKでは、Fableの分が確認なしで請求される | Claude Codeのモデル設定のドキュメント |
| 公式に明記 | ProではFable 5・5.1が上限の外で、最初からクレジット払い | Fableのヘルプ・料金ページ |
| 公式に明記 | Fable 5.1は入力10ドル・出力50ドル、Opus 5.5は4ドル・20ドル | 料金ページ・Claude Platform Docs |
| 公式に明記 | Fable 5の一回限りのクレジットは9月17日に失効。Fable 5.1に同じものは無い | 一回限りのクレジットのヘルプ・Fableのヘルプ |
| 公式に明記 | Maxの50%は、週の上限の中の割り当て | FableのヘルプのFAQ |
| 公式に明記 | 消費者向け規約では、規約に明記がある場合と法律が求める場合を除き返金されない | 消費者向け規約 |
| 書かれていない | 9月10日より前に買った分の期限、「日本など」のほかの国 | 使用クレジットのヘルプ(両版) |
| 当サイトの読み取り | 「1暦年で失効」のクレジット規約は、APIやConsoleの契約に付く | 規約3本の参照関係 |
| 当サイトの読み取り | 日本の6か月は、資金決済法の適用除外の期間と同じ数字 | 資金決済法第4条・施行令第4条 |
| 当サイトの計算 | 1往復あたりの試算、20ドルで何往復か、Maxとの差額80ドル | 公式の単価と月額から計算 |
やめる・戻すときは、設定でオフにするだけ
使用クレジットは、設定 > 使用状況からいつでもオフにできます。オフにすると、プランに含まれる使用量だけに戻ります。残高が残っていても、払い戻しの手続きは規約にもヘルプにも書かれていません。
Proそのものをやめたとき、買った使用クレジットの残高がどうなるかは、使用クレジットのヘルプには書かれていませんでした。一回限りのクレジットのヘルプは、契約が切れても残高は見えたままで、"if you're on an eligible plan" なら期限まで使える、と書いています。条件の付いた書き方なので、残高があるうちに解約するのは避けたほうが安全です。
ほかのAIの有料プランで上限がどう書かれているかは、AI文章作成ツールの比較にまとめました。GoogleのAI Proで新モデルを使える範囲はGemini 4 Argonの記事で整理しています。
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よくある質問
6か月の失効は、Claude Proだけの話ですか?
違います。使用クレジットのヘルプは、対象をPro・Max 5x・Max 20xの3つとしていて、期限の決まりも同じページの中。Maxに付く月100ドル・200ドルのAPIクレジットは別物です。こちらは請求サイクルの終わりで消えます。
使用クレジットを有効にしていないのに、課金されることはありますか?
ありません。使用クレジットは、設定で有効にして前払いしたあとにだけ引かれます。気をつけたいのは有効にしたあとで、上限を使い切った時点で確認なしに切り替わるんです。自動リロードがオンなら、残高がしきい値を下回るたびに自動で買い足します。
無料プランでも使用クレジットは使えますか?
使えません。料金ページの比較表で、使用クレジットの欄は無料プランが「No」、Pro・Max 5x・Max 20xが「Yes」です。
Proの上限の中でOpus 5.5を使っても、クレジットは減りますか?
減りません。クレジットに切り替わるのは、5時間の上限か週の上限を使い切ったときだけです。ProでFable 5・5.1を選んだときだけは、上限の外なので1回目からクレジットで払います。
9月10日より前に買ったクレジットにも、6か月の期限は付きますか?
ヘルプの英語版・日本語版のどちらにも、はっきりとは書かれていません。設定の使用状況のページに期限が表示されるので、手元の残高の期限はそこで確かめてください。
Maxの月100ドル分のAPIクレジットで、アプリの上限超えを払えますか?
払えません。Maxの月間APIクレジットのヘルプは、Claude・Claude Code・Claude Coworkの上限超えを対象外にしています。期限も請求サイクルの終わりまでで、繰り越しはありません。
余ったクレジットは返金されますか?
消費者向けの規約は、規約に明記がある場合と法律が求める場合を除いて、支払いは返金しないと書いています。日本で買った分は6か月で失効するので、使い切れる額だけ買うのが安全です。
スマホのアプリから買えますか?
買えません。スマホのアプリで契約した人も、Web版のClaudeで支払い方法を足し、有効にして買います。アプリの中では設定できないと、ヘルプに書かれています。
出典
- Manage usage credits for paid Claude plans — Claude ヘルプセンター・日本語版(しくみ・有効にする手順・Webだけ・日本などでの6か月の失効)
- Claude Fable models on your plan — Claude ヘルプセンター(2026年9月2日)・日本語版(プランごとのFableの扱い・Maxの50%・Fable 5.1に一回限りのクレジットは無い)
- Claude Fable 5 one-time free credits promotion — Claude ヘルプセンター(100ドル分・受け取りと失効の日付・通貨の換算)
- What is the Pro plan? — Claude ヘルプセンター・日本語版(月20ドル・現地通貨と税の扱い・上限)
- What is the Max plan? — Claude ヘルプセンター(Maxの上限の決まり方)
- Monthly API credits for Max and Team plans — Claude ヘルプセンター(Maxの月間APIクレジット・対象外の使い方・期限)
- Claude Pricing・日本語版(プランの月額・税抜表示・Fableの欄・モデルの単価)
- Pricing — Claude Platform Docs(モデルごとのAPI標準料金・キャッシュ・Haiku 5.5の長い入力の単価)
- Extended thinking — Claude Platform Docs(思考のトークンが出力として請求されること)
- Model configuration — Claude Code Docs(Fableの同意の確認・
-pとAgent SDKでは確認なしで請求) - Introducing Claude Opus 5.5 — Anthropic(Opus 5.5の単価・Fable 5.1との比較)
- Supplemental Credit Terms — Anthropic(2024年3月4日発効)(返金不可・1暦年で失効・規約が付く契約の範囲)
- Consumer Terms of Service — Anthropic(2025年10月8日発効)(Claude Proの規約・返金・アプリストアでの購入)
- Commercial Terms of Service — Anthropic(H.1でクレジット規約を参照)
- 資金決済に関する法律 — e-Gov法令検索(第4条の適用除外)
- 資金決済に関する法律施行令 — e-Gov法令検索(第4条第2項の「六月」)
※本記事の料金と条件は、上記の出典を2026年10月16日・17日に確認したものです。プランの月額とAPIの単価は、料金ページの米ドルの税抜表示です。1往復あたりの試算と円換算(1ドル=150円と仮定)は、公式の単価をもとに当サイトが計算しました。
※本文中の図5枚(一目カードを含む)は、Anthropicの公開資料と法令をもとに当サイトが作成したものです。
📄 この記事の立場
- Claudeのヘルプ記事6本(うち3本は英語版と日本語版)、料金ページ(英語版・日本語版)、Claude Platform Docsの2ページ、Claude Codeのドキュメント1ページ、Anthropicの規約3本、Opus 5.5の発表、資金決済法と施行令を、2026年10月16日・17日に読み比べました
- 運営者はClaude Proを契約していますが、使用クレジットは購入も消費もしていません。 クレジットの減り方や、切り替わるときの画面は書けません。書いているのは、公開されている文書から読み取れることだけです
- 規約がどの契約に付くか、6か月が法律と同じ数字であることは、当サイトが文書を読んで判断したもので、Anthropicの説明ではありません
- 記事内のAnthropicへのリンクは、すべてふつうのリンクです。紹介料は受け取っていません
- 記事内の広告は光回線のもので、Anthropicとは関係ありません
※本記事にはアフィリエイトリンク(広告)を含みます。広告は光回線のもので、Anthropicとは関係ありません。