一目カード。Microsoft 365 FamilyとPremiumのOneDriveは、1人1TB・最大6TBから、家族6人で共有する2TBに変わる。

3行でわかる結論

  • Microsoft 365 FamilyとPremiumのOneDriveは、1人1TBから「最大6人で共有する2TB」に変わります。値段は年27,400円・32,000円のままです。
  • いまの契約は、2027年5月2日以降の最初の更新から。新規契約・期限切れからの買い直し・Premiumへのアップグレードは、その時点で2TB共有になります。
  • 上限を超えたときの猶予はページによって「最大1年」と「3か月で凍結」に分かれています。3人以上で使う家族は、更新前に使用量の合計を確かめておきたいところです。

※上図は、Microsoftのサポート文書「Microsoft ストレージ クォータ」「Microsoft 365 ストレージへの変更」(2026年10月20日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Microsoftが提供している図ではありません。

1人1TBが、家族みんなで2TBの共有に。2人までなら減らない

FamilyとPremiumのOneDriveは、1人ずつ1TBもらう形から、最大6人で2TBを分け合う形に変わります。値段は年27,400円・32,000円のまま。ファイルの中身は、自分で共有しない限りほかの家族には見えません。

1TBあたりの年額の横棒グラフ。Personalは21,300円、新しいPremiumは16,000円、新しいFamilyは13,700円、旧方式のFamilyを3人で使うと約9,133円、6人で使うと約4,567円。6人の家族では、1TBあたりの年額が約3倍になる。

※上図は、Microsoft 365の日本向け比較ページの年払い価格と、Microsoftのサポート文書「Microsoft ストレージ クォータ」の容量(2026年10月20日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Microsoftが提供している図ではありません。

減るかどうかは、使っている人数しだい。2人までなら合計2TBで、いままでと変わりません。3人なら3TBが2TBに、6人なら6TBが2TBになって、1TBあたりの年額は約3倍です。2人だけなら、Personal(年21,300円・1TB)を2本買うより15,200円安いままです。

いまの契約は、2027年5月2日以降の最初の更新から

すでに契約している人は、2027年5月2日以降に来る最初の更新で切り替わります。それまでは1人1TBのまま。更新の前にメールが届きます。

2026年10月8日からの新規契約は、最初から2TB共有です。期限切れのあとに買い直した契約も「新規」の扱い。FamilyからPremiumへ上げると、その場で2TB共有に移ります。 AIの機能が増えるPremiumは、5月2日より前に上げると容量の面では損になりうるんです。

上限を超えたときの猶予は、公式ページで「1年」と「3か月」

変更の案内は、上限を超えても「最大1年間」はファイルにアクセスできると書いています。でも凍結のヘルプは、共有サブスクリプションが3か月超えたままだと凍結する、と書く。割り当てのページは、6か月で削除される場合があり、復元できないとしています。超えている間は、Outlook.comのメールも送受信できません。上限は家族で1つなので、厳しいほうを前提にしておくのが安全です。

結び:更新日と、家族の使用量の合計を先に確かめる

あなたの家族が3人以上なら、まずMicrosoftアカウントで更新日を見て、家族それぞれのストレージの使用量を足してみましょう。合計が2TBに近いなら、切り替わる前に手を打てます。整理する、追加の容量を買う(買えるのは所有者だけ・合計10TBまで)、たくさん使う人だけPersonalに分ける、のどれかです。

もっと詳しく:Microsoftのサポート文書と価格ページを突き合わせた検証の全文出典との照合・検算・細かい条件。ここを押すと畳めます出典との照合・検算・細かい条件。開くと全文が読めます

ここからは、上の結論の根拠です。この記事は、2026年10月20日時点のMicrosoftの公開文書をもとに整理しています。読んだのは、サポート文書6本(ストレージ変更の案内・ストレージFAQ・ストレージ割り当て・OneDriveの凍結・共有の停止・払い戻し。3本は日本語版と英語版の両方)、日本向けの価格ページ3本(Microsoft 365の比較・OneDriveのプランと価格・OneDriveの紹介)、米国のOneDriveのプランと価格のページ、報道3本(マイナビニュース・ITmedia・The Verge)です。

変わるのは容量の割り当て方。ファイルの中身は家族に見えない

変更の案内は、しくみをこう説明しています(Microsoft 365 ストレージへの変更・英語版)。

Microsoft 365 Family と Premium サブスクリプションには 2 TB の共有クラウド ストレージが含まれ、Microsoft 365 Pro には 5 TB が含まれます。 プライマリ サブスクライバーと最大 5 人の追加メンバーは、同じ共有ストレージ プールから引き出されます。

つまり、契約した本人と追加の5人、合わせて6人で1つの「プール」を使う形です。プールには、メンバーが買った追加の容量と、「対象となるファミリー メンバーの無料ストレージ付与」も足される、と書かれています。この無料の付与が何GBなのかは、案内の日本語版・英語版のどちらにもありません。

見え方は変わりません。案内は「他のメンバーと明示的にコンテンツを共有しない限り、各メンバーは自分のファイルにのみアクセスできます」としています。容量は共有、中身は別々、という分け方です。

プランごとの容量を、割り当てのページの表で確かめました(Microsoft ストレージ クォータ・英語版)。

プランクラウドの容量人数
無料5GB1人
Basic100GB1人
Personal1TB1人
Family・Premium(2026年10月8日より前に始めた契約)1人あたり1TB最大6人
Pro(2026年10月8日より前に始めた契約)1人あたり1TB最大6人
Family・Premium(2026年10月8日以降の新規と、2027年5月2日からの更新)2TBの共有最大6人
Pro(2026年10月8日以降の新規と、2027年11月1日以降の既存)5TBの共有最大6人

BasicとPersonalは1人用のままで、今回は何も変わりません。

2TBに入るのは、OneDriveのファイルだけではない

2TBのプールには、OneDriveに置いた写真やファイルのほかにも、いろいろなものが入ります。ストレージFAQが並べているのはこの6つです(Microsoft ストレージに関する FAQ)。

  • OneDriveのファイルと写真(スマホのカメラロールやスクリーンショットを含む)
  • OneDriveのごみ箱の中身
  • Outlook.comの添付ファイルと、メール本文に入った画像
  • Teamsのメッセージの添付ファイルと録音
  • Loopの会議のメモとアイデアのファイル
  • Designerのプロジェクトの画像

ごみ箱も数えるので、消したつもりのファイルが容量を食っていることがあります。メールの本文や予定表は別枠のメールボックスに入り、割り当てのページは「すべての Microsoft 365 サブスクリプションには、100 GB のメールボックス ストレージが含まれています」と書いています。

人数ごとに計算すると、3人から減り始める

値段は変わっていません。日本向けの比較ページの価格は、年払いでFamilyが27,400円、Premiumが32,000円、Personalが21,300円です。月払いならFamilyが2,740円、Premiumが3,200円、Personalが2,130円(Microsoft 365 製品の比較)。

容量だけが変わるので、人数によって損得が分かれます。OneDriveのページは1TBを「1 TB (1000 GB)」と書いているので、ここでも1TB=1,000GBで計算しました。

使う人数いままでの合計新しい合計1人あたりの平均(新)Personalを人数分買うと
1人1TB2TB2TB年21,300円・1TB
2人2TB2TB1TB年42,600円・2TB
3人3TB2TB約667GB年63,900円・3TB
4人4TB2TB500GB年85,200円・4TB
5人5TB2TB400GB年106,500円・5TB
6人6TB2TB約333GB年127,800円・6TB

1人で使っているなら、むしろ1TBから2TBに増えます。案内も「サブスクリプション所有者がプランを共有していない場合、共有ストレージの割り当て全体を使用できます」と書いています。

2人なら合計は2TBのまま。1人が1TBを超えて使えるぶん、融通がききます。Personalを2本買うより15,200円安いので、2人家族がFamilyを選ぶ理由はそのまま残ります。

減るのは3人から。年払いの値段を容量で割ると、こうなります。

契約年額容量1TBあたりの年額
Personal21,300円1TB21,300円
Premium(新)32,000円2TB共有16,000円
Family(新)27,400円2TB共有13,700円
Family(旧・2人)27,400円2TB13,700円
Family(旧・3人)27,400円3TB約9,133円
Family(旧・4人)27,400円4TB6,850円
Family(旧・5人)27,400円5TB5,480円
Family(旧・6人)27,400円6TB約4,567円

6人で使っていた家族は、同じ値段で容量が3分の1になるので、1TBあたりはちょうど3倍です。

変更の案内には「この変更によりストレージが削減されますか?」という問いもあります。答えは「合計ストレージはプランによって異なりますが、共有ストレージ モデルを使用すると……より柔軟に行うことができます」。減るとも減らないとも書いていません。上の表のとおり、答えは人数で決まります。

切り替わる日は、月払いか年払いかで1年近くずれる

時系列の図。2026年10月8日から、新規・アップグレード・期限切れからの買い直しは2TB共有。既存のFamilyとPremiumは2027年5月2日以降の最初の更新から。毎月1日に更新する月払いなら2027年6月1日、5月1日に更新する年払いなら2028年5月1日に切り替わる。既存のProは2027年11月1日に自動で5TB共有になる。この記事の時点は2026年10月20日。

※上図は、Microsoftのサポート文書「Microsoft 365 ストレージへの変更」「Microsoft ストレージ クォータ」(2026年10月20日確認)と、その決まりに更新日を当てはめた計算をもとに当サイトが作成した図です。Microsoftが提供している図ではありません。

既存の契約の決まりは、案内の英語版だと "the transition to shared storage generally takes effect after the first subscription renewal that occurs on or after May 2, 2027" です。日本語版も「2027 年 5 月 2 日以降に行われる最初のサブスクリプション更新後に有効になります」。5月2日以降の最初の更新が引き金で、5月2日そのものではありません。

この決まりを更新日に当てはめると、切り替わる日は払い方でかなり違ってきます。

払い方と更新日2027年5月2日以降の最初の更新それまでの1人1TB
月払い・毎月1日に更新2027年6月1日約7か月半あと(2026年10月20日から)
年払い・5月2日に更新2027年5月2日約6か月半あと
年払い・5月1日に更新2028年5月1日約1年6か月あと

年払いで更新日が5月1日なら、2027年5月1日の更新はまだ対象外。次の2028年5月1日まで1人1TBのままです。5月2日に更新する人と比べると、切り替わりが1年近くずれます。どの例も、公式の決まりに日付を当てはめた当サイトの計算で、Microsoftが例として示しているわけではありません。

契約の管理は account.microsoft.com/services/microsoft365 から、と案内の解約の手順にあります。案内は「更新前にメールが届きます」とも書いています。

既存のProだけは扱いが違います。割り当てのページは「2027 年 11 月 1 日以降、既存の Microsoft 365 Pro サブスクリプションには、5 TB の共有クラウド ストレージが自動的に含まれます」と書いていて、更新を待ちません。英語版も "On November 1, 2027, existing Microsoft 365 Pro subscriptions automatically include 5 TB" です。Proの日付は、変更の案内の本文には出てきません。

Premiumへのアップグレードと、期限切れからの買い直しで早まる

5月2日を待たずに2TB共有になる道が2つあります。どちらも、うっかり踏みやすいものです。

1つ目はアップグレード。案内は「2027 年 5 月 2 日より前に Microsoft 365 Family から Microsoft 365 Premium にアップグレードした場合、新しい共有ストレージの割り当ては 2 TB になります」と書いています。いっぽう、ダウングレードだけでは共有の方式には移らず、5月2日以降の更新まで今の方式が続きます。

Premiumは、Familyの中身に「非常に高い利用上限での高度な Copilot とのチャット」や「エージェント型 AI 機能」を足したプランです(比較ページ)。AIのために上げると、容量は1人1TBの方式をその場で手放すことになります。あなたの家族が合わせて2TBを超えて使っているなら、上げる前に容量が収まるかを見ておきたいところです。

2つ目は、期限切れからの買い直し。ストレージFAQ・割り当てのページ・凍結のヘルプは、そろって「期限切れのサブスクリプションを再購入したユーザーを含む」新規の契約は2TB共有だと書いています。カードの期限切れなどで更新に失敗して契約が切れると、買い直した時点で新しい方式です。

月払いから年払いへの切り替えが、早まる側の「プランの変更」に入るかどうかは、読んだサポート文書6本のどれにも書かれていませんでした。

「2027年4月1日」という日付は、いまの公式ページには無い

報道には、もう1つの日付が出ています。マイナビニュース(10月13日)は「Microsoftの別の公式サポート文書では、2027年4月1日以降の契約更新時と記載されており、適用時期の案内に食い違いがある」と書きました(マイナビニュース)。ITmedia(10月16日)も、割り当てのページの表を "renewals starting April 1, 2027" と引用しています(ITmedia PC USER)。

10月20日に開いたページでは、日付はすべて5月2日でした。

ページ既存のFamily・Premiumの日付(10月20日)
変更の案内(日本語版・英語版)2027年5月2日以降の最初の更新
割り当てのページの表と注記(日本語版・英語版)2027年5月2日からの更新
ストレージFAQ(日本語版)2027年5月2日から、更新時に
凍結のヘルプ(日本語版・英語版)2027年5月2日から、更新時に
共有の停止のヘルプ(日本語版)2027年5月2日以降、更新時に

ITmediaが引用した表は、いまは "renewals starting May 2, 2027" になっています。The Vergeが見た契約者向けのメールも "after your first renewal after 2nd May, 2027" でした(The Verge)。4月1日と書かれていたページは、少なくとも割り当ての表については5月2日に直されたと読めます。

上限を超えたら:変更の案内の「1年」と、凍結のヘルプの「3か月」

対比の図。変更の案内は、上限を超えても最大1年間はファイルにアクセスできると書き、メールと削除には触れていない。凍結のヘルプと割り当てのページは、OneDriveが読み取り専用になり、Outlook.comの送受信が止まり、3か月で凍結、6か月で削除される場合があり復元できないと書く。凍結のヘルプは条件に共有サブスクリプションを名指ししている。

※上図は、Microsoftのサポート文書「Microsoft 365 ストレージへの変更」「OneDrive アカウントが停止されるとどうなりますか?」「Microsoft ストレージ クォータ」の日本語版・英語版(2026年10月20日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Microsoftが提供している図ではありません。

いちばん大きな食い違いはここです。同じ「家族のプールが上限を超えた」場面を、ページによって違う長さで書いています。

変更の案内のFAQ「家族が容量クォータを超えて使用するとどうなりますか?」は、こう答えています。

ファイルへのアクセスがすぐに失われることはありません。 サブスクリプションが 2 TB の制限に近づくと、通知が届くので、事前に計画を立てることができます。(中略)サブスクリプションが上限を超えた場合、ストレージを管理している間、最大 1 年間はファイルに引き続きアクセスできます。

英語版は "If your subscription exceeds the limit, you can continue to access your files for up to one year while you manage your storage." です。

凍結のヘルプは、凍結の条件をこう書いています(OneDrive アカウントが停止されるとどうなりますか?・英語版)。

この状態は、アカウントまたは共有サブスクリプションのストレージ容量を 3 か月間超過したままの場合、または長期間サインインしない場合に発生します。 ファイルにもう一度アクセスするには、Microsoft ストレージ クォータ以下に戻します。

英語版は "This condition occurs if your account or shared subscription remains over its storage allowance for three months"。凍結すると、容量の内側に戻るまでファイルにアクセスできません。割り当てのページも、上限を超えたあとの流れを次のように並べています。

超えてから起きること(割り当てのページ)
すぐOneDriveは新しいファイルのアップロード・編集・同期ができない。既存のファイルは読み取り専用
すぐOutlook.comはメールを送受信できない。届くメールは送信者に返る
すぐTeamsは添付ファイル付きのメッセージを送受信できない
3か月後OneDriveのアカウントが凍結される
6か月後OneDriveとその中のファイルがすべて削除される場合がある。削除されたファイルは復元できない

2つの書き方を並べると、こうです。

  • 同じ対象か: 案内は共有ストレージのFAQで「サブスクリプションが上限を超えた場合」。凍結のヘルプは「共有サブスクリプション」を条件に名指ししていて、どちらも家族のプール全体が上限を超えた場面です。どちらも2026年10月20日に開いた、日本語版と英語版で同じ中身でした
  • 何が違うか: 案内は「最大1年間はアクセスできる」。凍結のヘルプは「3か月で凍結し、戻すまでアクセスできない」。割り当てのページは「6か月で削除の場合あり」
  • 書かれていないこと: 案内は、メールが止まることにも、削除にも触れていません。1年が移行の時期だけの特例なのかも書かれていません

どちらが正しいかを決める文書は見つかりませんでした。判断を分けるのは、写真のバックアップをどこまで急ぐかです。厳しいほう(3か月で凍結・6か月で削除の場合あり)を前提に、超えたらすぐ手を打つのが安全です。

上限は家族で1つ。誰が使いすぎても、超えるのはプール全体

共有のプールでは、上限はサブスクリプションに1つです。誰のファイルで超えたとしても、超えているのはプール全体になります。凍結の条件に「共有サブスクリプション」が書かれているのも、そのためと読めます。

メンバー1人ずつで止まる・止まらないを分けて書いたページは、読んだ6本の中にありませんでした。上の表をそのまま読むと、1人の写真のバックアップで2TBを超えたとき、家族全員のOneDriveが読み取り専用になり、全員のOutlook.comの送受信が止まる、ということになります。ここは当サイトの読み取りで、Microsoftが家族の場合として説明しているわけではありません。

2TBが近づいたときの通知については、案内に「通知が届く」とあります。通知が所有者だけに届くのか、家族全員に届くのかは書かれていません。

日本のOneDriveのページは、いまも「最大6TB(1人あたり1TB)」

対比の図。Microsoft 365の日本向け比較ページは、年27,400円のFamilyを共有可能な2TB、Premiumを2TBと書く。OneDriveのプランと価格のページ(日本)は、同じ値段(Family 27,400円・Premium 32,000円)のFamilyとPremiumを、最大6TB(1人あたり1TB)と書いている。サポート文書では、2026年10月8日以降の新規契約は2TB共有。

※上図は、microsoft.com/ja-jp の「Microsoft 365 製品の比較」「OneDrive のプランと価格」と、Microsoftのサポート文書「Microsoft ストレージ クォータ」(2026年10月20日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Microsoftが提供している図ではありません。

これから契約する人が気をつけたいのは、売り場のページです。2026年10月20日に、日本向けのページを3つ開きました。

ページ(日本向け)Familyの書き方Premiumの書き方
Microsoft 365 製品の比較共有可能な 2 TB2 TB
OneDrive のプランと価格最大 6 TB の安全なクラウド ストレージ (1 人あたり 1 TB)最大 6 TB の安全なクラウド ストレージ (1 人あたり 1 TB)
OneDrive の紹介(クラウド ストレージ)の料金欄2 TB の共有可能なセキュリティ保護付きクラウド ストレージ料金欄に無い
OneDrive の紹介のFAQFamily プランにアップグレードすると最大 6 TB―

OneDriveのプランと価格のページは、Familyを27,400円、Premiumを32,000円と、比較ページと同じ値段で載せています(OneDrive のプランと価格)。そのうえで、下の比較表でもクラウドの上限を「ユーザー 1 人あたり 1 TB」としています。同じ紹介ページの中でも、料金欄は2TB、FAQは「最大 6 TB」と分かれていました(OneDrive のクラウド ストレージ)。

サポート文書のほうは、2026年10月8日以降の新規契約は2TB共有だと書いています。なので、いまOneDriveのページから買っても、受け取るのは2TB共有と考えるのが筋です。6TBを当てにして買わないようにしたいところ。

米国のOneDriveのプランと価格のページは、Familyのカードが "2 TB of shared, secure cloud storage" に変わり、下の比較表も、最大6人の列は "2 TB (2,000 GB)" です。それでもPremiumのカードには "Up to 6 TB of secure cloud storage (1 TB per person)" が残っていました(OneDrive plans and pricing(米国))。米国のページも、まだ直りきっていません。

移行ボーナスは、量も対象の国も書かれていない

既存の契約者には、移行のときに容量のおまけが付くことがあります。案内の書き方はこうです。

サポートされている市場で資格要件を満たす既存の Microsoft 365 Family および Premium のお客様には、共有ストレージのロールアウト後にサブスクリプションが更新されたときにボーナス ストレージを受け取る場合があります。

追加の料金はかからず、プランの容量に足される、とあります。でも、何GBなのか、どの国が「サポートされている市場」なのか、どんな「資格要件」なのかは、日本語版にも英語版にも書かれていません。ストレージFAQ・割り当てのページ・凍結のヘルプには、ボーナスの話そのものが出てきませんでした。

もう1つ、「大量のストレージを使用する場合は、事前通知と移行サポートを受け取ります。 資格に応じて、追加のストレージ オプションを利用できる場合があります」という問いもあります。こちらも「大量」が何TBからなのかは書かれていません。ボーナスがある前提で計画を立てないほうが安全です。

追加の容量は合計10TBまで。買えるのは所有者

足りなくなったら、容量を買い足せます。案内は「サブスクリプションに合計 10 TB までのストレージを追加して」と書いています。割り当てのページも、Personal・Family・Premium・Proは最大10TBまで広げられる、としています。

誰が買えるかは、書き方が少しずれています。

ページ原文
変更の案内(英語版)"Storage add-ons purchased by subscription members are automatically added to the shared pool."
割り当てのページ(英語版)"Only the subscription account holder can add storage. For shared subscriptions, all members share the additional storage."
ストレージFAQ(日本語版)「ストレージを拡張できるのは、サブスクリプション アカウント所有者のみです」

案内の "subscription members" は、メンバーも買えるようにも読めます。割り当てのページとFAQは、所有者だけと言い切っています。家族の誰かが自分のために買い足すつもりなら、買えるのは所有者だけと考えておくのが安全です。買った容量は家族全員で分けることになります。

追加の容量の円の値段は、読んだ日本向けの3ページのどれにも載っていませんでした。英語の追加ストレージのページ(additional-file-storage)は、日本向け・米国向けとも、OneDriveの紹介ページに転送されます。

AIの機能は、日本のページではいまも所有者だけ

日本向けの比較ページは、FAQにこう書いています。

Microsoft 365 Family、Microsoft 365 Premium および Microsoft 365 Pro のプランに含まれる AI 機能は、サブスクリプション所有者のみが利用でき、他のユーザーとは共有できません。

Familyの欄にも「1 - 6 ユーザー (AI はサブスクリプション所有者のみが使用可能)」とあります。家族はWordやExcelのアプリは使えても、プランに含まれるAIの機能は使えない、という形です。

ただ、変わる予定が報じられています。The Verge(2026年10月9日)が見た、FamilyとPremiumの契約者向けのメールには、今後数か月の変更として "Share your Copilot benefits and AI usage with other members on your plan." とあり、個別のAIの上限を1つの使用枠にまとめる、追加で買えるようにする、とも書かれていたそうです。容量の共有と、同じメールで知らされています。

AIの共有が日本でいつ始まるのかは、日本向けの比較ページにも、読んだサポート文書にも書かれていません。10月20日の時点では、日本のページは「所有者のみ」のままです。

やめる・プランを変えるときの条件

したいこと書かれている条件出どころ
家族を1人外す外された人は特典を失い、OneDriveの容量は5GBに減る共有の停止のヘルプ
FamilyやPremiumを解約する共有していた人の容量も減るストレージFAQ
途中で解約する今の請求期間の終わりまでは特典が使える変更の案内
日割りで返してもらう日割りの払い戻しがある国の一覧に、日本は無い払い戻しのヘルプ
Premiumから下げる下げただけでは共有の方式に移らない変更の案内

家族を外す手順は、所有者が account.microsoft.com/services の[共有]を開いて「このユーザーと共有を停止する」を選ぶ、とあります(Microsoft 365 サブスクリプション共有を停止する)。外された人は5GBに戻るので、5GBを超えて置いていれば、その人のOneDriveが上限超えの状態になります。外す前に、その人のファイルの行き先を決めておく必要があります。

払い戻しのヘルプは、日割りの払い戻しがある国をカナダ・イスラエル・韓国・トルコ(期間を問わず)と、デンマーク・フィンランド・ドイツ・オランダ・ポーランド・ポルトガル(1か月を超えて更新された契約)に限っています(Microsoft サブスクリプションの払い戻しを受ける)。日本はこの一覧にありません。Google PlayやApp Storeで買った契約は、それぞれの窓口に問い合わせる決まりです。

容量が足りないからとFamilyをやめてPersonalを人数分に分けるなら、年払いの途中で切り替えても残りは戻ってこないと考えておくのが安全です。切り替えるなら、更新日の前に自動更新を止めておく形になります。

ほかのクラウドで容量を超えたときに何が起きるかは、クラウドの写真・ストレージの期限の比較にまとめています。

確定していることと、報道・当サイトの読み取り

区分内容出どころ
公式に明記FamilyとPremiumは最大6人で2TBの共有。Proは5TBの共有変更の案内・割り当てのページ
公式に明記新規・期限切れからの買い直しは2026年10月8日から2TB共有ストレージFAQ・割り当てのページ・凍結のヘルプ
公式に明記既存のFamily・Premiumは2027年5月2日以降の最初の更新からサポート文書6本のうち5本(払い戻しのヘルプは触れていない)
公式に明記既存のProは2027年11月1日に自動で5TB共有割り当てのページ
公式に明記5月2日より前にPremiumへ上げると、その時点で2TB共有変更の案内
公式に明記ファイルの中身は、共有しない限り家族に見えない変更の案内
公式に明記追加の容量は合計10TBまで変更の案内・割り当てのページ
公式に明記日本のAI機能は所有者だけ日本向けの比較ページ
公式どうしで食い違い上限超えの猶予が「最大1年」と「3か月で凍結・6か月で削除の場合あり」変更の案内/凍結のヘルプ・割り当てのページ
公式どうしで食い違い日本のOneDriveのページはFamily・Premiumを「最大6TB(1人あたり1TB)」と表示OneDriveのプランと価格/比較ページ
書かれていない移行ボーナスの量・対象の国、家族の無料の付与の量、追加容量の円の値段読んだ全ページ
報道AIの機能を家族と共有できるようになるThe Verge(契約者向けのメール)
報道(いまは公式に無い)既存の契約は2027年4月1日からマイナビニュース・ITmedia
当サイトの計算人数ごとの1TBあたりの年額、払い方ごとの切り替わる日公式の価格と決まりから計算
当サイトの読み取り1人の使いすぎで、家族全員のOneDriveとメールが止まりうる割り当てのページ・凍結のヘルプ

よくある質問

家族に、自分のファイルの中身を見られますか?

見られません。変更の案内は、明示的に共有しない限り、各メンバーは自分のファイルにだけアクセスできると書いています。共有されるのは容量の枠だけです。

いまの契約は、いつ2TBの共有になりますか?

2027年5月2日以降に来る、最初の更新のときです。月払いならその直後の更新日、年払いなら更新日しだいで2028年の春になることもあります。更新の前にはMicrosoftからメールが届きます。

Familyを1人で使っています。損しますか?

損はしません。1人なら、1TBから2TBに増えます。案内も、所有者がプランを共有していなければ2TBを全部使える、と書いています。

FamilyからPremiumに上げると、どうなりますか?

2027年5月2日より前でも、上げた時点で2TBの共有に移ります。3人以上で合わせて2TB以上使っているなら、上げる前に整理しておきましょう。PremiumからFamilyに下げるだけなら、共有の方式には移りません。

移行のボーナスは、どのくらいもらえますか?

公開されていません。案内は「サポートされている市場で資格要件を満たす」既存の契約者がもらえる場合がある、とだけ書いています。量も、日本が対象かも書かれていません。

追加の容量は、家族の誰でも買えますか?

割り当てのページとストレージFAQは、買えるのは所有者だけと書いています。買った容量は家族全員のプールに足されて、合計10TBまで広げられます。

家族もCopilotなどのAIの機能を使えますか?

2026年10月20日の時点で、日本向けの比較ページは「所有者のみ」と書いています。家族と共有できるようにするという契約者向けのメールが報じられていますが、日本での時期はどこにも書かれていません。

2TBを超えると、写真はすぐ消えますか?

すぐには消えません。ただ、超えた時点でOneDriveは読み取り専用になり、Outlook.comのメールも止まります。凍結のヘルプは3か月で凍結、割り当てのページは6か月で削除の場合あり、と書いています。

出典

※本記事の価格と条件は、上記の出典を2026年10月20日に確認したものです。価格はMicrosoftの日本向け比較ページの表示です。1TBあたりの年額、人数ごとの平均、払い方ごとの切り替わる日は、公式の価格と決まりをもとに当サイトが計算しました。

※本文中の図5枚(一目カードを含む)は、Microsoftの公開資料をもとに当サイトが作成したものです。

📄 この記事の立場

  • Microsoftのサポート文書6本(うち3本は日本語版と英語版)、日本向けの価格ページ3本、米国のOneDriveの価格ページ、報道3本を、2026年10月20日に読み比べました
  • 運営者はMicrosoft 365 Family・Premiumを契約していません。 容量の画面や通知の届き方は書けません。書いているのは、公開されている文書から読み取れることだけです
  • 上限を超えたときに家族全員が止まりうる点、払い方ごとの切り替わる日は、当サイトが文書を読んで判断・計算したもので、Microsoftの説明ではありません
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