一目カード。PLAUDは本体を買うと、文字起こしが毎月300分まで無料で使える。ただし使い残した分は翌月に消える。

3行でわかる結論

  • 録音はボタンの長押し。文字起こしと要約は、アプリで[生成]を押すと数分で出ます。
  • カード型はスマホの通話も録れます。ただしイヤホン使用中は録れず、自動録音もしません。
  • まず毎月300分の無料枠で、自分の会議や通話に足りるか確かめてください。

※上図は、PLAUDの公式サイトとヘルプセンターをもとに当サイトが作成した図です。PLAUD提供の図ではありません。

AI搭載ボイスレコーダー PLAUD(プラウド)

PLAUDは、録音から要約まで1台で済むレコーダー

PLAUD(プラウド)は、録った音声を文字起こしと要約まで一気に持っていけるAIボイスレコーダーです。本体のボタンを長押しして録音し、スマホのアプリで[生成]を押せば、数分で文字と要約が出てきます。

モデルは4つ。電話も録りたいならカード型のNote(27,500円)かNote Pro(30,800円)、身に着けて対面の会話を録るならNotePin S(28,600円)が候補です。

スマホの通話も録れる。ただし、イヤホンで話すと録れない

カード型は、スマホの背面にくっつけて通話の声を拾います。普通の電話もLINE通話も録れるのは、かなり便利なところ。

デスクで電話をしながらメモを取るビジネスパーソン

画像:Pexels(イメージ写真です。PLAUDの製品は写っていません)

ただ、AirPodsなどのイヤホンで話していると、相手の声が録れません。通話のたびにボタンを押す必要もあります。ちなみにiPhoneなら、標準の電話アプリだけで通話を録音できます。

無料で文字起こしできるのは、毎月300分まで

本体を買うと、毎月300分まで無料で文字起こしできます。週1回・1時間の会議なら収まる量です。

使い残しは、翌月に繰り越せません。足りない月が続くなら、年払いのPro(月1,400円)がいちばん割安です。

結び:まず無料の300分で試す。合わなければ30日以内に返品

自分の会議や通話に300分で足りるか、まずは無料枠で試してみてください。公式サイト(jp.plaud.ai)で買った本体なら、受け取りから30日以内は理由を問わず返品できます。楽天市場など、ほかのお店で買うと対象外なので気をつけて。

▶ PLAUD(プラウド)公式サイトを見る

もっと詳しく:公式サイトとヘルプで確かめた条件の全文出典との照合・検算・細かい条件。ここを押すと畳めます出典との照合・検算・細かい条件。開くと全文が読めます

PLAUDとは:録音は本体、文字起こしはアプリで

打ち合わせでメモを取りながら会話する様子

画像:Pexels(イメージ写真です。PLAUDの製品は写っていません)

  • 本体で録音し、スマホのPlaud App、Plaud Web、Plaud Desktopで文字起こしと要約を作る
  • 文字起こしは、初期設定では自動で始まらない。ファイルごとに[生成]を押すと、通常は数分でできる。自動にするには、アプリの[探索]タブでAutoFlowを設定する
  • カード型のNote / Note Proと、小型のNotePin / NotePin Sの4モデル
  • 文字起こしは112言語に対応し、話者のラベルが付く。要約のAIにはGPT-5.5・Gemini 3.1 Pro・Claude Sonnet 4.6などが使われる
  • スマホの通話を録れるのは、カード型の2機種だけ
  • 本体を買えば、毎月300分の文字起こしが追加料金なしで使える(Starterプラン)
  • 日本のユーザーのデータは、AWS東京リージョンに保存される

胸元やスマホの背面に着けておいて、必要なときにボタンを押して録る。そんな使い方を前提にした製品です。公式サイトによると、世界で250万人以上が使っています。

4モデルの違い:通話も録るならNoteかNote Pro

価格は、公式サイトの税込価格です。

NoteNote ProNotePinNotePin S
価格27,500円30,800円27,500円28,600円
形状カード型カード型カプセル型カプセル型
サイズ85.6×54.1×2.99mm85.6×54.1×2.99mm51×21×11mm51×21×11mm
重さ30g30g16.6g(ピンなし)17.4g(ピンなし)
マイクMEMS×2+VPU×1MEMS×4+VPU×1MEMS×2MEMS×2
収音範囲最大3m最大5m最大3m最大3m
通話録音○(モードを切り替える)○(モードを自動で切り替える)××
連続録音30時間30時間/50時間(長時間駆動モード)20時間20時間
待機60日60日40日40日
バッテリー400mAh500mAh270mAh320mAh
ディスプレイなしAMOLEDなしなし
録音ボタン物理ボタン物理ボタン感圧ボタン物理ボタン
短押しでハイライト○○×○
Apple「探す」×○○○
ストレージ64GB64GB64GB64GB
同梱の装着具マグネットケース・マグネットリングマグネットケース・マグネットリングマグネットピン・クリップマグネットピン・クリップ・リストバンド・ネックストラップ

選び方:迷ったらNote、広い部屋や長い会議ならNote Pro

選び方の目安は、こんな感じです。

  • 電話やオンライン商談も録りたいなら、Note(27,500円)かNote Pro(30,800円)です。 通話を録れるのはカード型だけです。
  • 広い部屋の会議や長時間の録音が多いなら、Note Proです。収音範囲は最大5m(Noteは3m)、連続録音は最大50時間で、画面とApple「探す」に対応します。Noteとの差は3,300円です。
  • 対面の会話を身に着けたまま録るなら、NotePin S(28,600円)です。手首や首にも着けられます。
  • NotePinとNotePin Sの差は1,100円です。Sは物理ボタンで短押しのハイライトが使え、電池は320mAh(NotePinは270mAh)です。リストバンドとネックストラップが最初から付くのは、Sだけです。

NotePin / NotePin Sは、通話録音に対応していません。通話の音声を拾う振動伝導センサー(V.C.S)が入っていないためです。電話も録りたいなら、カード型を選んでください。

通話録音:イヤホンを使っていると、相手の声が録れない

カード型のNoteとNote Proには、VPUセンサーが入っています。スマホから出る音声を、本体が直接拾う仕組みです。そのため通話を録るときは、本体をマグネットケースでスマホの背面に着けておく必要があります。

カード型のヘルプ記事に書かれている条件を、表にまとめました。

場面公式ヘルプの記載
普通の電話録音できる
LINE通話普通の電話と同じように録音できる
Zoom・Teamsなどの会議録音できる(通話録音モードで背面に着けるか、対面録音モードで近くに置く)
スピーカーと受話器の切り替え通話中に切り替えても録音は続き、音質も変わらない
イヤホン・ヘッドホン使えない(AirPodsを含む。相手の声を拾えない)
自動での通話録音対応していない(通話のたびに録音ボタンを押す)

イヤホンで通話する習慣があると、PLAUDでは相手の声が録れません。 通話を録るときは、スマホを耳に当てるか、スピーカーにして話すことになります。

それから、意外と見落としがちなのがこれ。iPhoneは、標準の電話アプリだけで通話を録音できます。 録音はメモアプリに保存され、対応する言語では文字起こしも表示されます。日本は、この機能を使えない国の一覧に入っていません。ただし、録音を始めると相手にも音声で知らされます。

それでもPLAUDを選ぶ理由は、LINE通話やWeb会議も同じ手順で録れて、文字起こしと要約が1か所にまとまるところ。普通の電話だけをときどき録るなら、まずiPhoneの標準機能で足りるかを試すと、無駄な出費を避けられます。

AI機能:112言語の文字起こしと、1万種類以上の要約テンプレート

録音はアプリに送られて、そこで文字起こしと要約になります。料金ページに載っている主な機能はこちら。

  • 文字起こし:112言語に対応。話者の名前のラベルが自動で付く
  • 多次元要約(ベータ版):1万種類以上の要約テンプレートから選べる。自分でテンプレートを作ることも、マインドマップにすることもできる
  • Ask Plaud(ベータ版):録音の中身について、チャットで質問できる
  • マルチモーダル入力:音声のほかに、ハイライト・テキスト・画像を記録に足せる
  • AutoFlow:文字起こし・要約・メール送信を自動で続けて行う
  • 書き出し:27種類以上の形式で書き出せる。リンクで共有もできる

要約に使うAIモデルは、料金ページに「GPT-5.5、Gemini 3.1 Pro、Claude Sonnet 4.6など」と書かれています。無料のStarterプランを含め、どのプランでも同じ表記です。

2026年10月13日にプレビューが始まるPlaud Agentでは、Ask PlaudやAutoFlowの後継のルーティンが「Plaudクレジット」払いになります。何が有料になるかはPlaudクレジットの解説にまとめました。

Notionへは、Zapier経由で送る

文字起こしや要約をNotionに送りたいなら、Zapier連携を使います。ZapierはNotion・Googleドキュメント・Gmail・Slackなど7,000以上のアプリをつなぐ自動化サービスで、PLAUDの公式ヘルプがこの方法を案内しています。アプリからNotionへ直接つなぐ機能は、公式の資料では見つかりませんでした。

料金:無料の300分は、翌月に繰り越せない

本体とは別に、文字起こしの量で選ぶプランがあります(税込)。

プラン月払い年払い(月あたり)年払い(年額)文字起こし
Starter無料無料0円月300分
Pro3,000円1,400円16,800円月1,200分
Unlimited5,000円3,333.33円40,000円無制限(1日24時間まで)
Team(1人あたり)5,016円3,373.33円(初年のみ)—無制限(1日24時間まで)

本体を買うとStarterプランが付いてきて、毎月300分の文字起こしと要約が追加料金なしで使えます。週1回・1時間の会議なら月240〜300分なので、ちょうど収まる量です。

気をつけたいのは、枠の数え方です。

  • 使わなかった分は、翌月に繰り越せません。どのプランでも、請求サイクルの更新日にリセットされます
  • 枠を使い切っても、録音はできます。次の更新日まで、文字起こしが止まるだけです
  • 追加の文字起こしパッケージは、600分2,000円・3,000分10,000円・6,000分15,000円です

足りなくなる月があるなら、パッケージより年払いのProのほうが割安です。1分あたりに直すと、パッケージは2.5〜3.3円、年払いのProは約1.2円です(16,800円÷年14,400分)。月払いのProは1分2.5円なので、6か月以上続けるなら年払いのほうが安くなります(月払いの6か月で18,000円)。

Teamプランの3,373.33円は、初年だけの特典価格です。 申し込みは2026年11月30日までで、2年目からは年払いで1人あたり月4,216.67円になります。特典の期間が終わったあとの月払いは、1人あたり6,270円です。

解約しても、録音や文字起こしのデータは消えません。アカウントがStarterプランに戻り、それまでのデータにはそのままアクセスできます。

返品:30日で全額返金されるのは、公式サイトで買ったときだけ

2.7万円の買い物なので、返品の条件は先に見ておきたいところです。

  • 本体は、受け取った日から30日以内なら、理由を問わず返品して全額返金を受けられます
  • 箱・付属品・取扱説明書をそろえて、元の状態で返す必要があります。欠品や破損があると、返金額が減ることがあります
  • 初期不良でなければ、返送料は自分で払います
  • 対象は、公式サイト(jp.plaud.ai)で買った場合だけです。PLAUDの楽天市場店を含め、ほかの店で買ったときは、その店の返品ルールに従います

プランの返金は、もっと厳しくなっています。購入から30日以内で、しかも一度も使っていない場合に限られます。App StoreやGoogle Playで買ったプランは、それぞれのストアに申請します。

セキュリティ:保存は東京、ただし「必要な範囲」の留保つき

商談や社内会議の音声を扱うなら、ここは外せません。PLAUDのプライバシーのページには、次のように書かれています。

  • 日本のユーザーのデータは、AWS東京リージョンに保存・処理する
  • 通信はTLS/HTTPSで、保存データはAES-256などの方式で暗号化する
  • 録音や文字起こしを、AIモデルの学習には使わない
  • ISO 27001・ISO 27701・SOC 2 Type II・HIPAA・GDPR・EN 18031に準拠している
  • 本体は中国で製造しているが、製造工程とデータの処理は完全に分けている

1つだけ、読み飛ばせない言い回しがあります。「海外へ送信されますか」という問いへの答えは、「サービス提供に必要な範囲を除き、ユーザーデータが任意に海外へ送信されることはありません」です。必要な範囲での送信は、否定されていません。

要約に使うAIはGPT-5.5・Gemini 3.1 Pro・Claude Sonnet 4.6などですが、それぞれがどこで動いているかは、公式の資料には書かれていません。社外秘の会議で使う前に、この「必要な範囲」が何を指すのかを、サポート(support-jp@plaud.ai)に確かめておくのが確実です。

「単体では通信しない」とWi-Fi同期の食い違い

プライバシーのページは、本体について「単体で外部ネットワークへ通信する機能を持たず、アプリへ接続した際にのみクラウドへ転送される」と説明しています。

一方でヘルプセンターには、NotePinを自宅やオフィスのWi-Fiに登録しておくと、充電中に録音データをPlaud Cloudへ直接アップロードする機能が載っています。ファームウェアを更新し、「充電時にクラウドと同期」をオンにした場合の動きです。

Wi-Fiの登録とスイッチの操作が要るので、自分で設定しない限りは動かない仕組みです。それでも、公式サイトの2つの説明は一致していません。機密の録音を扱うなら、この設定がオフになっているかを確かめてください。

買ってから困らないための4つの条件

  1. 充電は専用の4ピン端子 — Note / Note Proは専用のケーブルで充電します。見た目が似た市販のケーブルでも互換性はなく、公式ヘルプは「サードパーティ製ケーブルを使用するとデバイスが破損する恐れがあります」としています。出張には付属のケーブルを持っていってください。満充電まではおよそ2時間です。NotePin / NotePin Sは付属の充電ドックに置いて充電します
  2. リアルタイムの文字起こしは無い — 録音が終わってから処理する方式です。会議の途中で文字を見ながら進行したい用途には向きません
  3. 文字起こしは自動で始まらない — 初期設定では、録音ごとに[生成]を押します。毎回押すのが面倒なら、AutoFlowを設定してください
  4. 月300分を超えると、プランの契約が前提になる — 毎日会議がある人は、本体代に年16,800円(Proの年払い)を足して見積もっておくのが安全です

録音するときのマナーと法的な配慮

自分が参加している会話を録るのは、一般には問題になりにくいです。それでも、商談・取材・会議では、先に「録音していいですか」と聞くのが基本のマナーです。録音データの共有・公開範囲にも配慮してください。会社によっては録音そのものを禁止していることもあるので、仕事で使う前に社内のルールを確かめておきましょう。

向いている人・向いていない人

立ち話で商談の内容をメモする2人のビジネスパーソン

画像:Pexels(イメージ写真です。PLAUDの製品は写っていません)

向いている人:

  • 電話・LINE通話・Web会議を同じ手順で録って、要約までまとめたい営業職
  • 会議のたびに議事録づくりに追われている人
  • 取材やヒアリングを多くこなす記者・ライター・士業
  • 授業や講義を録って復習に使いたい学生・教育関係者

向いていない人:

  • 会議中にリアルタイムで文字を見たい人(対応していない)
  • イヤホンで通話することが多く、その通話を録りたい人(イヤホン使用中は相手の声を録れない)
  • 普通の電話だけを、たまに録る人(iPhoneの標準の通話録音で足りることがある)
  • ソフトウェアだけで完結させたい人 → まずはAI議事録・文字起こしツール比較で無料ツールを試すのが先です

同じカード型で直接のライバルとなるNotta Memoとの違い、そしてイヤホン型ZENCHORD 1という選択肢はNotta搭載AIレコーダー徹底比較(カード型 vs イヤホン型)にまとめています。ソフトウェア型のAI議事録ツールと迷っている方はAI議事録・文字起こしツールおすすめ4選比較もあわせてどうぞ。

2026年10月13日発売の新モデルNotta Memo Proについては、旧モデルとの差額と毎月600分の無料枠の条件をNotta Memo Proの月600分と差額6,200円の中身で整理しています。

PLAUD(プラウド) AIボイスレコーダー

よくある質問

PLAUDはスマホの通話を録音できますか?

カード型のPlaud NoteとNote Proなら録音できます。本体のVPUセンサーがスマホからの音声を直接拾うため、本体をスマホの背面に着けて使います。普通の電話に加えて、LINE通話も録れます。イヤホン(AirPodsを含む)を使っている通話は録れず、通話のたびに録音ボタンを押す必要があります。NotePin・NotePin Sは通話録音に対応していません。

PLAUDは無料で使えますか?

本体を買うとStarterプランが追加料金なしで付き、毎月300分の文字起こしと要約が使えます。使わなかった分は、翌月に繰り越せません。300分を超える月が多いなら、Proプラン(年払いで月1,400円)などへの加入が必要です。

NotePinとNotePin Sの違いは何ですか?

価格は27,500円と28,600円で、差は1,100円です。NotePin Sは物理ボタンで短押しのハイライトが使え、電池は320mAh(NotePinは270mAh)です。リストバンドとネックストラップが最初から付くのも、Sだけです。重さは16.6gと17.4g(どちらもマグネットピンなし)です。

録音した音声は会議中にリアルタイムで文字起こしされますか?

いいえ。PLAUDは、リアルタイムの文字起こしに対応していません。録音が終わってから、アプリで文字起こしと要約を作る方式です。

買ってから合わなかったら返品できますか?

公式サイト(jp.plaud.ai)で買った本体なら、受け取りから30日以内は理由を問わず返品でき、全額が返金されます。箱と付属品をそろえる必要があり、返送料は自分で払います。楽天市場店を含め、公式サイト以外で買った場合は対象外です。

機密情報を含む会議で使っても安全ですか?

日本のユーザーのデータはAWS東京リージョンに保存され、通信はTLS/HTTPS、保存データはAES-256などで暗号化されます。録音や文字起こしをAIの学習に使わないことも明記されています。海外への送信は「サービス提供に必要な範囲を除き」行わない、という書き方です。社外秘の会議で使う前に、その範囲をサポートに確かめておくと確実です。

出典

※本記事の価格・仕様・条件は、2026年9月23日に各公式ページで確認したものです(初版は2026年7月23日)。価格は税込です。プランの改定や仕様変更がありうるため、購入前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。

📄 この記事の立場

PLAUDの公式サイト(製品・料金・プライバシー・返品のページ)と、ヘルプセンターの記事を読んでまとめました。4モデルとも運営者は所有していません。 録音の音質や文字起こしの精度は、当サイトが測ったものではありません。

仕様・価格・条件は、2026年9月23日に公式サイトで確認したものです(初版は2026年7月23日)。