一目カード。Siri AIは2026年10月26日のiOS 27.2で日本語に対応したが、HomePod mini 2とApple TV 4KでのSiri AIは、英語版の発表が挙げた提供国が米国・オーストラリア・カナダ・インド・ニュージーランド・シンガポール・南アフリカ・英国の8か国で、日本は入っていない。

3行でわかる結論

  • 日本語のSiri AIは、iOS 27.2とiPhone 15 Pro以降・16以降などで使えます。「設定」から申し込むと、順番待ちに入ります。
  • 1日の使用制限があり、回数は公表されていません。 使用制限のサポート記事の「2027年のソフトウェアリリース以降」は、2026年9月に出たiOS 27などのこと。有料化の時期と金額は、どの公式ページにもありません。
  • HomePod mini 2とApple TV 4KのSiri AIは、英語版の発表では英語・8か国だけ。日本語版の発表からは、Siri AIの記述ごと外れています。

※上図は、AppleのNewsroom英語版・日本語版(2026年10月30日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Appleが提供している図ではありません。

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日本語のSiri AIは、iPhone 15 Pro以降なら「設定」から申し込める

10月26日のiOS 27.2で、Siri AIが日本語に対応しました。まだベータ版です。使えるのは、Apple Intelligenceに対応した機種だけ。

機器使える機種
iPhone15 Pro・15 Pro Max、16以降の全モデル、Air、Duo
iPadiPad mini(A17 Pro)以降、M1以降のiPad
MacM1以降、MacBook Neo
Apple WatchSeries 9以降・Ultra 2以降・SE 3(Siri AIをオンにしたiPhoneとペアリング)

iPhone 15と15 Plusは、どの一覧にも入っていません。13歳未満も使えません。「設定」の「Siri」から申し込むと順番待ちリストに入り、待ち時間は人によって変わります。

料金の手続きは無いけれど、1日の回数制限がある。有料化の時期と金額は未発表

Siri AIには、1日の使用回数の制限があります。写真のクリーンアップやImage Playgroundも、同じ制限の対象です。何回までかは、どの公式ページにも書かれていません。

時系列の図。2026年9月10日に使用制限のサポート記事が「2027年のソフトウェアリリース以降」と書き、9月14日にそのリリースにあたるOS 27が英語のSiri AIとともに配信された。10月13日にHomePod mini 2が発表され、Siri AIは英語で8か国。10月26日に27.2で日本語に対応し、1日の使用制限がつく。アクセス拡大の有料化は時期も金額も未発表。

※上図は、AppleのNewsroomとサポート記事(2026年10月30日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Appleが提供している図ではありません。

有料になると書かれているのは「拡大されたアクセス」のほう。時期も金額も未発表です。サポート記事の「2027年のソフトウェアリリース以降」は、2027年から、という意味ではありません。 2026年9月14日に出たiOS 27などのことで、もう始まっています。

HomePod mini 2とApple TV 4KのSiri AIは、日本向けの予定が出ていない

英語版の発表は、どちらもSiri AIを目玉にしています。でも提供先は英語の8か国で、日本は入っていません。日本語版の発表には、Siri AIの語がひとつも無いんです。HomePod mini 2は24,800円で、10月30日発売です。

結び:iPhoneならいま申し込み、HomePodのSiri AIは待つ

あなたのiPhoneが15 Pro以降なら、27.2に上げて申し込めば始められます。先に、空き容量(機種により最大8GBか14GB)を確かめておきましょう。有料プランは、金額が出てから考えれば間に合います。HomePod mini 2を買うなら、音とスマートホームのための買い物と考えておくのが安全です。

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もっと詳しく:Appleの公式ページ13本と照らした検証の全文出典との照合・検算・細かい条件。ここを押すと畳めます出典との照合・検算・細かい条件。開くと全文が読めます

ここからは上の結論の根拠です。読んだのは、Apple Newsroomの発表文8本(Siri AIの日本語対応の日本語版・英語版、9月14日のSiri AI提供開始、HomePod mini 2とApple TV 4Kの日本語版・英語版、新しいiPad miniの日本語版)、apple.com/jpのApple Intelligenceページ、Appleのサポート記事4本、iOS 27.2のリリースノートを伝えたMacRumorsの記事です。2026年10月30日に、要約を通さず原文で確かめました。

確定していること|機種・OS・言語・年齢・地域

日本語版の発表は「Siri AIはiOS 27.2、iPadOS 27.2、macOS 27.2、watchOS 27.2、visionOS 27.2で、ベータ版で利用できます」と書いています(Apple Newsroom 日本語版(2026年10月26日))。対応言語は、日本語・英語・フランス語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語の6つです。

使える機種は、apple.com/jpのApple Intelligenceページの脚注と、サポート記事「How to get Siri AI」の対応表で一致しています(Apple Intelligence(apple.com/jp)・Appleサポート 127893)。

機器Siri AIが使える機種補足
iPhoneiPhone 15 Pro・15 Pro Max、iPhone 16以降の全モデル、iPhone Air、iPhone DuoiPhone 15・15 Plusはどの一覧にも無い
iPadiPad mini(A17 Pro)以降、M1以降のiPad10月26日発表の新しいiPad mini(A20 Pro)も対象
MacM1以降のMac、MacBook Neo(A18 Pro)macOS 27 Golden Gate
Apple WatchSeries 9以降、Ultra 2以降、SE 3Siri AIをオンにしたiPhoneとのペアリングが必要
Apple Vision ProすべてのモデルvisionOS 27
HomePod mini 2・Apple TV 4K英語で8か国のみ日本は提供国に入っていない(後述)

iOS 27.2のリリースノートも、Siri AIの対象を「iPhone 16以降の全モデル、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max」としています(MacRumors(2026年10月26日))。リリースノートはApple自身の文書ですが、ここではMacRumorsの転載で読んでいます。

ほかに、確定している条件は次のとおりです。

  • 13歳未満は使えない。 日本語版・英語版の発表とApple Intelligenceページの脚注に、同じ一文があります
  • デバイスの言語とSiriの言語を、同じ対応言語にそろえる。 日本語で使うなら両方を日本語に
  • EUでは、iPhone・iPad・Apple Watchで使えない。 サポート記事によると、EUでもMacとVision Proは、言語を英語にすれば使えます
  • 中国本土のApple Accountでは動かない(サポート記事)
  • 一度オンにすれば、旅行先でも使える。 サポート記事に「他の地域へ旅行しても引き続き動作します」とあります

空き容量は機種により最大8GBか14GB。表現力豊かな声は、一部の新しい機種だけ

サポート記事「次世代のApple Intelligenceを使い始める」には、必要な空き容量が載っています(Appleサポート 121115)。

機種必要なストレージ
iPhone Duo、iPhone 17 Pro以降、iPhone Air、M4以降かつ12GB以上のiPad、M3以降かつ12GB以上のMac、Apple Vision Pro(M5)最大14GB
その他の対応iPhone・iPad・Mac・Apple Vision Pro最大8GB
Apple Watch最大1.5GB

アップデートの最中と直後は、古いモデルの削除と新しいモデルのダウンロードが重なり、一時的にこれより多く使うこともある、と注記されています。

声の速さや表現の豊かさを調整できる「表現力豊かな声」は、もっと狭い機種でしか使えません。apple.com/jpの脚注では、iPhone 18 Pro・18 Pro Max・Duo・17 Pro・17 Pro Max・Air、M4以降と12GB以上のメモリのiPad、M3以降と12GB以上のメモリのMac、Apple Vision Pro(M5)です。iPhone 16やiPhone 17では、新しいSiriは使えても、この声の調整は対象外ということ。

新しいiPad mini(A20 Pro)について、10月26日の発表文は「Siri AIで一段と表現力豊かな声が利用可能」と書いています(Apple Newsroom 日本語版:iPad mini(2026年10月26日))。一方で、127893(10月22日公開)とapple.com/jpの脚注にある対象機種の書き方(M4以降のiPad)には、A20 ProのiPad miniは入っていません。

申し込みの流れは、英語のままのサポート記事にしか書かれていない

Siri AIを始める手順が書いてあるのは、サポート記事「How to get Siri AI」だけです。日本向けのURL(support.apple.com/ja-jp/127893)を開いても、本文は英語のまま。手順は次のとおりです。

  1. デバイスをアップデートし、「設定」→「Siri」→「Try Siri AI (Beta)」を選ぶ(Siriがオフなら先にオンにする)
  2. 画面の案内に沿って、声を選び、音声の登録をし、プライバシーの設定を確認する
  3. 順番待ちリストに入る。待ち時間は人によって違う
  4. 順番が来ると、Siri AIのダウンロードが自動で始まる

このサポート記事には、日本の利用者にとって引っかかる一文があります。

Siri AI is currently available in English. (Siri AIは現在、英語で利用できます)

公開日は10月22日で、日本語対応の発表(10月26日)より前です。10月30日の時点でも、日本向けのURLと米国向けのURL(en-us)の両方がこの一文のままでした。同じSiri AIの、同じ「いま使える言語」について、発表文は日本語を含む6言語、サポート記事は英語だけ、と書いていることになります。

申し込みの手順が日本語でも同じかどうかは、日本語の公式文書からは確かめられません。待ち時間の目安も、どのページにもありません。

もう1つ、サポート記事は条件に「Apple Accountが対象の地域にあること」を挙げています。ところが、対象の地域の一覧はどこにも載っていません。書かれているのは、EUと中国本土の例外だけです。

申し込んだあと元のSiriに戻す手順は、127893と121115のどちらにも書かれていませんでした。順番を待っているあいだも、iOS 26からある「作文ツール」は使えます。121115はこれを「Siri AIのライティングサポートを利用できないユーザー向けに提供」と書いています。

1日の使用制限|回数・待ち時間・対象を、公式6ページで探した

使用制限について、どのページに何が書いてあるかを並べます。

ページ(公開日)使用制限の書き方回数上限に達したら
日本語版の発表(10月26日)1日の使用回数の制限が適用されます書かれていない書かれていない
英語版の発表(10月26日)are subject to daily usage limits書かれていない書かれていない
Apple Intelligenceページ(apple.com/jp)1日の使用回数の制限が適用されます書かれていない書かれていない
サポート 121115(10月25日)1日の使用回数の制限が適用されます書かれていない書かれていない
サポート 127901(9月10日)冒頭は「使用制限が設けられています」、本文は「使用制限を設ける予定です」書かれていないタイムアウト期間が終われば再び使える
利用規約 148587(9月10日)利用制限の対象となる場合があります書かれていないリセットまで使えない、または機能が制限される

対比の図。発表文・Apple Intelligenceページとサポート記事127901の、使用制限の書き方を並べる。上限に達したときはタイムアウト期間が終われば再び使えるとサポート記事にだけあり、待つ長さは書かれていない。対象はサポート記事のほうが広く、AFM 3 Cloud Proとプライベートクラウドコンピューティングを使う他社アプリを含む。有料の時期と金額はどちらにも無い。

※上図は、AppleのNewsroom・Apple Intelligenceページ・サポート記事(2026年10月30日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Appleが提供している図ではありません。

制限はもうかかっている。127901の「予定」は、対象を広げる話

発表文・Apple Intelligenceページ・121115は、制限が「適用されます」といまの話として書いています。使用制限の専用ページである127901も、冒頭は「使用制限が設けられています」です(Appleサポート 127901)。英語版も "have usage limits" です(Appleサポート 127901 英語版)。

127901の本文には「今後、Appleは、…これらの機能や、その他のApple IntelligenceおよびSiri AIの機能に使用制限を設ける予定です」という一文もあります。英語版では "In the future, Apple will implement usage limits on these and other Apple Intelligence and Siri AI features" です。冒頭と合わせて読むと、制限はすでにあり、「予定」は「その他の機能」にも広げる話と読めます。どの機能にいつ広げるのかは、書かれていません。

回数は、機能・混み具合・Appleの方針で変わる

制限の幅を決める要素として、利用規約を除く5ページが同じ5つを挙げています。機能、リクエストの複雑さ、システムへの負荷、システムポリシー、その他の要因です。回数が固定ではなく、同じ使い方でも日によって変わりうる書き方です。

利用規約は、もう一歩踏み込んでいます(Apple Intelligence利用規約 148587)。

  • Appleは、どの機能を制限の対象にするか、どんな制限をかけるかを「いつでも変更する権利を留保」する
  • 過度な利用・自動化された利用などは、制限や一時停止の対象になりうる
  • 機能によっては年齢制限があり、地域で違うことがある。Appleはいつでも変えられる

ショートカットでSiri AIを何度も呼ぶような使い方は、「自動化された利用」に当たるかどうかがAppleの判断になります。どこからが当たるかの基準は書かれていません。

対象は、Siri AIだけではない

127901が挙げる対象は、発表文より広くなっています。

  • Siri AI
  • クリーンアップ・拡張・空間リフレーミングを含む写真編集ツール
  • Image Playground
  • ショートカットの「AFM 3 Cloud」と「AFM 3 Cloud Pro」モデル
  • プライベートクラウドコンピューティングでAppleのモデルを使う、他社のアプリ

最後の項目が見落としやすいところです。Appleのモデルを組み込んだ他社のアプリも、同じ制限の対象になりうると読めます。

ホームアプリでは、iCloud+のプランで台数が決まっている

127901には、使用制限とは別の、プランごとの上限も載っています。ホームアプリのビデオの概要などは、契約しているiCloud+のプランで使えるカメラの台数が決まります。

iCloud+のプランビデオの概要などが使えるカメラ
2TB最大1台
6TB最大2台
12TB最大5台

Apple Intelligenceの機能の一部は、すでに有料プランの大きさとつながっています。「対応するカメラの台数やその他のiCloud+プランの機能は、今後変更される場合があります」とも書かれています。

「2027年のソフトウェアリリース」は、2026年9月に始まっている

127901の日本語版は、こう始まります。

2027年のソフトウェアリリース以降、ユーザーは次世代のApple Intelligenceを体験できるようになり、サーバ側のモデルを利用する機能へのアクセスが強化されます。

日本語で読むと「2027年から」に見えます。でも、これは2027年の暦の話ではありません。9月14日の英語版の発表は、副題で "Available starting today, the 2027 software releases bring Siri AI" と書いています(Apple Newsroom(2026年9月14日))。

この発表の「Pricing and Availability」は、同じ日に出たものを「iOS 27、iPadOS 27、macOS 27、watchOS 27、visionOS 27」と書いています。つまり「2027年のソフトウェアリリース」は、2026年9月14日に配信が始まったiOS 27などのこと。OSの番号の27を、年号のように呼んでいるわけです。使用制限の話は、もう始まっているリリースについての話です。

「2027年から有料になる」とは、どこにも書かれていません。

有料化の書き方を、全部のページで比べた

ページ有料化の書き方時期金額
日本語版の発表(10月26日)当該機能への拡大されたアクセスは、今後有料で提供する予定「今後」なし
英語版の発表(10月26日)Expanded access … will be available for a fee in the future「in the future」なし
Apple Intelligenceページ当該機能へのアクセスは今後、有料で拡大する予定「今後」なし
サポート 121115将来的には、これらの機能へのアクセス拡大が有料で提供される予定「将来的には」なし
サポート 127901こうした機能へのアクセス拡大は有料になりますなしなし
利用規約 148587特定のソフトウェア(料金がかかる場合があります)が必要になる場合なしなし

利用規約を除く5ページは、有料になるのを「拡大されたアクセス」と書いています。利用規約は、料金がかかるソフトウェアが必要になる場合がある、と一般的に触れるだけです。いまの範囲の利用に料金がかかるとは、どのページも書いていません。とはいえ、無料の範囲がどこまでかは、1日の回数が非公表なので決まっていないのと同じです。

有料の枠が、iCloud+やApple Oneのような既存の契約に入るのか、別の契約になるのかも書かれていません。サブスクリプションの形・料金・日本での提供時期は、すべて未発表です。

AIの有料プランで「どこまで使えるか」を数字で比べたいなら、Geminiの例はGemini 4 ArgonとAI Proの記事に、Claudeの例はClaudeの使用クレジットの記事にまとめています。

HomePod mini 2とApple TV 4K|英語版の発表と日本語版の発表を並べる

10月13日、AppleはHomePod mini 2と新しいApple TV 4Kを発表しました。英語版の発表は、どちらもSiri AIを見出しに入れています。日本語版の発表には、Siri AIの語がひとつもありません。

対比の図。HomePod mini 2の発表文は、英語版の見出しが「with support for Siri AI」で、Siri AIに1節を割き、英語で8か国に今後の更新で提供すると書く。日本語版は見出しが「美しい新色と豊かなオーディオ体験」で、Siri AIの語が1つも無く、提供国の記載も無い。価格は149ドルと24,800円(税込)。

※上図は、AppleのNewsroom英語版・日本語版(2026年10月30日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Appleが提供している図ではありません。

HomePod mini 2Apple TV 4K(第4世代)
英語版の見出しApple announces the next generation of HomePod mini with support for Siri AI…Apple unveils the new Apple TV 4K, supercharged by Siri AI
日本語版の見出しApple、美しい新色と一段と豊かなオーディオ体験を備えた次世代のHomePod miniを発表Apple、新しいApple TV 4Kを発表
英語版のSiri AIの提供先英語で、米国・オーストラリア・カナダ・インド・ニュージーランド・シンガポール・南アフリカ・英国(今後のソフトウェアアップデート)英語で、同じ8か国(発売時から・ベータ版)
日本語版のSiri AIの記述なしなし
日本の価格(税込)24,800円49,800円
米国の価格149ドル299ドル
発売日10月30日11月13日

出典は、HomePod mini 2が英語版と日本語版、Apple TV 4Kが英語版と日本語版です。

これをズレとして書く前に、3つ確かめました。

  1. 同じ対象か。 同じ製品の、同じ10月13日付の発表文です。日本語版も、日本での価格と発売日を載せています
  2. 原文で引けるか。 英語版は "Siri AI will be available in English on HomePod mini 2 via a future software update in the U.S., Australia, Canada, India, New Zealand, Singapore, South Africa, and the UK." 日本語版は、本文・脚注のどこにも「Siri AI」がありません
  3. 判断が変わるか。 日本で24,800円を払う人が、英語の見出しを見て「Siri AIのスピーカー」と思って買うかどうかが変わります

Apple TV 4Kの英語版には、もう1つ日本の利用者に関わる脚注があります。本体のマイクで手を使わずにSiriを呼べる機能は、Apple TV(tvOS)の主な言語が標準中国語・オランダ語・英語・フィンランド語・フランス語・ドイツ語・ヘブライ語・ノルウェー語・スウェーデン語のときだけ。日本語は入っていません。日本語版の発表は、手を使わずにSiriを呼べることにも触れていません。

英語版のApple TV 4Kの発表は、Siri AIがApple TV 4K(第2世代以降)でも使えると書いています。それでも提供先は同じ8か国です。あなたが日本でApple TVを持っていても、日本語のSiri AIの予定は出ていません。

apple.com/jpのApple Intelligenceページで、HomePodが出てくるのはホームアプリの機能の「ホームハブ」としてだけです。HomePodでSiri AIが使えるとは、日本語のどのページにも書かれていません。スマートスピーカーをSiri以外も含めて比べたいなら、スマートスピーカーの比較記事が参考になります。

日本語では、まだ使えない機能もある

Siri AIが日本語に対応しても、Apple Intelligenceのすべてが日本語で動くわけではありません。121115は、次の機能に言語の制限を付けています。

機能対応言語
メールでの提案英語のみ
メッセージでのパーソナライズされたスマートリプライ英語のみ
Workout Buddy(近くにiPhoneがない場合)英語・スペイン語のみ
音声コントロールコマンドでの柔軟な項目名英語(米国・英国・カナダ・オーストラリア)のみ

MacとiPadのビジュアルインテリジェンスは、公式の書き方がそろっていません。日本語版の発表は「ビジュアルインテリジェンスがiPad、Mac、Apple Vision Proに登場」という節を立てています。いっぽう、apple.com/jpのApple Intelligenceページは「これからは、MacとiPadでもどうぞ」に脚注3を付け、その脚注に「デバイスの言語を対応する英語に設定する必要があります」と書いています。MacやiPadで日本語のまま使えるかは、公式の文面からは決められません。

Siri AIの中身|Geminiと組んだAppleのモデルが、端末とAppleのサーバで動く

日本語版の発表によると、Siri AIを動かすのは「Googleおよび同社のGeminiモデルとの連携によって独自に構築された、次世代のApple Foundation Model」です。モデルは端末の上と、Appleのサーバ(プライベートクラウドコンピューティング)で動きます。

サーバで処理するときも、個人データは「Appleにも、ほかの誰にも、保存またはアクセスされることはありません」と発表文は書いています。外部の専門家がこの約束を検証できる、とも。

27.2のリリースノートには、言語の追加のほかに、Siri AIの変更が4つあります(MacRumorsが転載した英語のリリースノートによる。名前は英語のまま書きます)。

  • 過去の会話を思い出せる(先週おすすめしたレストラン、など)
  • 答えの材料が増えた(メッセージに添付した写真、カレンダーの参加者、留守番電話、Safariの履歴とリーディングリスト)
  • 「Excluded Apps」で、Siriと検索と提案が読めるアプリを1か所で選べる
  • Siriの答えの一部だけを選んでコピーできる

Siriに見せたくないアプリがあるなら、Excluded Appsでまとめて外せます。

iPhoneの新機種の日本価格はiPhone 18 Proの記事とiPhone Duoの記事にまとめています。

確定・公式の記述が食い違う点・未公表を分ける

項目区分根拠
27.2で日本語に対応(ベータ版)確定日本語版・英語版の発表
iPhone 15 Pro以降・16以降などが対象。15と15 Plusは対象外確定Apple Intelligenceページの脚注・127893・リリースノート
13歳未満は使えない確定発表とApple Intelligenceページ(127893には年齢の記載なし)
EUのiPhone・iPad・Apple Watchでは使えない確定発表と127893
1日の使用制限がある確定発表・Apple Intelligenceページ・121115
「いま使える言語」食い違い発表は日本語を含む6言語、127893は英語だけ
MacとiPadのビジュアルインテリジェンスを日本語で使えるか食い違い発表は登場と書き、Apple Intelligenceページの脚注は英語設定が必要
HomePod mini 2とApple TV 4KのSiri AI日英で記述が違う英語版は英語・8か国、日本語版は記述なし
1日の上限回数・タイムアウトの長さ未公表6ページのどこにも数字なし
有料化の時期・金額・契約の形未公表6ページのどこにも記載なし
順番待ちの長さ未公表127893は「待ち時間は変動する」のみ
申し込みを取り消す手順未公表127893・121115に記載なし

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よくある質問

iPhone 15やiPhone 15 Plusでも使えますか?

使えません。Siri AIの対象機種の一覧(Apple Intelligenceページの脚注・サポート記事・リリースノート)は、どれもiPhone 15 Pro・15 Pro Maxから始まっています。iPhone 15と15 Plusは、どの一覧にも入っていません。

Siri AIを使うのにお金はかかりますか?

10月30日の時点で、サポート記事127893の申し込み手順に、料金の支払いは出てきません。公式ページが有料と書いているのは「拡大されたアクセス」のほうで、時期も金額も未発表です。いまの範囲の利用にも、1日の使用制限があります。

1日に何回まで使えますか?

公表されていません。発表文・Apple Intelligenceページ・サポート記事・利用規約のどれにも、回数の数字はありません。回数は、機能・リクエストの複雑さ・システムの負荷などで変わると書かれています。上限に達しても、タイムアウト期間が終われば再び使える、とサポート記事127901にあります。

子どものiPhoneでも使えますか?

13歳未満は使えません。日本語版の発表とApple Intelligenceページに明記されています。利用規約には、年齢制限は地域によって違い、Appleがいつでも変えられるとも書かれています。

申し込んだのに、すぐ使えないのはなぜですか?

サポート記事によると、申し込むと順番待ちリストに入ります。待ち時間は人によって変わり、順番が来るとSiri AIのダウンロードが自動で始まります。待ち時間の目安は、どの公式ページにも書かれていません。

海外旅行先でも使えますか?

サポート記事には「Siri AIをオンにしたあとは、他の地域へ旅行しても引き続き動作します」とあります。EUの扱いは住んでいる人向けの説明で、旅行者については、この一文のほかに書かれていません。

日本で買ったHomePodで、日本語のSiri AIは使えますか?

予定が出ていません。HomePod mini 2の英語版の発表は、Siri AIを英語で8か国に今後のアップデートで提供すると書き、日本は入っていません。日本語版の発表には、Siri AIの記述がありません。

Siri AIはGoogleのGeminiが答えているのですか?

日本語版の発表は、Siri AIを動かすのは「Googleおよび同社のGeminiモデルとの連携によって独自に構築された、次世代のApple Foundation Model」だと書いています。モデルは端末の上とAppleのサーバで動き、サーバで処理した個人データは保存されない、と説明されています。

出典

※本記事の内容は、上記の出典を2026年10月30日に確認したものです。Siri AIはベータ版で、条件や対象は変わることがあります。

※本文中の図4枚(一目カードを含む)は、Appleの公開資料をもとに当サイトが作成したものです。Appleが提供している図ではありません。

📄 この記事の立場

  • Appleの発表文8本(日本語版・英語版)、apple.com/jpのApple Intelligenceページ、Appleのサポート記事4本(利用規約を含む)、報道1本を、2026年10月30日に読んでまとめました
  • 運営者はSiri AIを申し込んでいません。HomePod mini 2とApple TV 4Kも購入していません。 動作や速さの感想は書けません。書いているのは、公開されている文書から読み取れることだけです
  • Appleへのリンクは通常のリンクで、紹介料は受け取っていません
  • 記事内の広告は光回線のもので、Appleとは関係ありません

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