
3行でわかる結論
- 日本語のSiri AIは、iOS 27.2とiPhone 15 Pro以降・16以降などで使えます。「設定」から申し込むと、順番待ちに入ります。
- 1日の使用制限があり、回数は公表されていません。 使用制限のサポート記事の「2027年のソフトウェアリリース以降」は、2026年9月に出たiOS 27などのこと。有料化の時期と金額は、どの公式ページにもありません。
- HomePod mini 2とApple TV 4KのSiri AIは、英語版の発表では英語・8か国だけ。日本語版の発表からは、Siri AIの記述ごと外れています。
※上図は、AppleのNewsroom英語版・日本語版(2026年10月30日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Appleが提供している図ではありません。
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日本語のSiri AIは、iPhone 15 Pro以降なら「設定」から申し込める
10月26日のiOS 27.2で、Siri AIが日本語に対応しました。まだベータ版です。使えるのは、Apple Intelligenceに対応した機種だけ。
| 機器 | 使える機種 |
|---|---|
| iPhone | 15 Pro・15 Pro Max、16以降の全モデル、Air、Duo |
| iPad | iPad mini(A17 Pro)以降、M1以降のiPad |
| Mac | M1以降、MacBook Neo |
| Apple Watch | Series 9以降・Ultra 2以降・SE 3(Siri AIをオンにしたiPhoneとペアリング) |
iPhone 15と15 Plusは、どの一覧にも入っていません。13歳未満も使えません。「設定」の「Siri」から申し込むと順番待ちリストに入り、待ち時間は人によって変わります。
料金の手続きは無いけれど、1日の回数制限がある。有料化の時期と金額は未発表
Siri AIには、1日の使用回数の制限があります。写真のクリーンアップやImage Playgroundも、同じ制限の対象です。何回までかは、どの公式ページにも書かれていません。

※上図は、AppleのNewsroomとサポート記事(2026年10月30日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Appleが提供している図ではありません。
有料になると書かれているのは「拡大されたアクセス」のほう。時期も金額も未発表です。サポート記事の「2027年のソフトウェアリリース以降」は、2027年から、という意味ではありません。 2026年9月14日に出たiOS 27などのことで、もう始まっています。
HomePod mini 2とApple TV 4KのSiri AIは、日本向けの予定が出ていない
英語版の発表は、どちらもSiri AIを目玉にしています。でも提供先は英語の8か国で、日本は入っていません。日本語版の発表には、Siri AIの語がひとつも無いんです。HomePod mini 2は24,800円で、10月30日発売です。
結び:iPhoneならいま申し込み、HomePodのSiri AIは待つ
あなたのiPhoneが15 Pro以降なら、27.2に上げて申し込めば始められます。先に、空き容量(機種により最大8GBか14GB)を確かめておきましょう。有料プランは、金額が出てから考えれば間に合います。HomePod mini 2を買うなら、音とスマートホームのための買い物と考えておくのが安全です。
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もっと詳しく:Appleの公式ページ13本と照らした検証の全文出典との照合・検算・細かい条件。ここを押すと畳めます出典との照合・検算・細かい条件。開くと全文が読めます
ここからは上の結論の根拠です。読んだのは、Apple Newsroomの発表文8本(Siri AIの日本語対応の日本語版・英語版、9月14日のSiri AI提供開始、HomePod mini 2とApple TV 4Kの日本語版・英語版、新しいiPad miniの日本語版)、apple.com/jpのApple Intelligenceページ、Appleのサポート記事4本、iOS 27.2のリリースノートを伝えたMacRumorsの記事です。2026年10月30日に、要約を通さず原文で確かめました。
確定していること|機種・OS・言語・年齢・地域
日本語版の発表は「Siri AIはiOS 27.2、iPadOS 27.2、macOS 27.2、watchOS 27.2、visionOS 27.2で、ベータ版で利用できます」と書いています(Apple Newsroom 日本語版(2026年10月26日))。対応言語は、日本語・英語・フランス語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語の6つです。
使える機種は、apple.com/jpのApple Intelligenceページの脚注と、サポート記事「How to get Siri AI」の対応表で一致しています(Apple Intelligence(apple.com/jp)・Appleサポート 127893)。
| 機器 | Siri AIが使える機種 | 補足 |
|---|---|---|
| iPhone | iPhone 15 Pro・15 Pro Max、iPhone 16以降の全モデル、iPhone Air、iPhone Duo | iPhone 15・15 Plusはどの一覧にも無い |
| iPad | iPad mini(A17 Pro)以降、M1以降のiPad | 10月26日発表の新しいiPad mini(A20 Pro)も対象 |
| Mac | M1以降のMac、MacBook Neo(A18 Pro) | macOS 27 Golden Gate |
| Apple Watch | Series 9以降、Ultra 2以降、SE 3 | Siri AIをオンにしたiPhoneとのペアリングが必要 |
| Apple Vision Pro | すべてのモデル | visionOS 27 |
| HomePod mini 2・Apple TV 4K | 英語で8か国のみ | 日本は提供国に入っていない(後述) |
iOS 27.2のリリースノートも、Siri AIの対象を「iPhone 16以降の全モデル、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max」としています(MacRumors(2026年10月26日))。リリースノートはApple自身の文書ですが、ここではMacRumorsの転載で読んでいます。
ほかに、確定している条件は次のとおりです。
- 13歳未満は使えない。 日本語版・英語版の発表とApple Intelligenceページの脚注に、同じ一文があります
- デバイスの言語とSiriの言語を、同じ対応言語にそろえる。 日本語で使うなら両方を日本語に
- EUでは、iPhone・iPad・Apple Watchで使えない。 サポート記事によると、EUでもMacとVision Proは、言語を英語にすれば使えます
- 中国本土のApple Accountでは動かない(サポート記事)
- 一度オンにすれば、旅行先でも使える。 サポート記事に「他の地域へ旅行しても引き続き動作します」とあります
空き容量は機種により最大8GBか14GB。表現力豊かな声は、一部の新しい機種だけ
サポート記事「次世代のApple Intelligenceを使い始める」には、必要な空き容量が載っています(Appleサポート 121115)。
| 機種 | 必要なストレージ |
|---|---|
| iPhone Duo、iPhone 17 Pro以降、iPhone Air、M4以降かつ12GB以上のiPad、M3以降かつ12GB以上のMac、Apple Vision Pro(M5) | 最大14GB |
| その他の対応iPhone・iPad・Mac・Apple Vision Pro | 最大8GB |
| Apple Watch | 最大1.5GB |
アップデートの最中と直後は、古いモデルの削除と新しいモデルのダウンロードが重なり、一時的にこれより多く使うこともある、と注記されています。
声の速さや表現の豊かさを調整できる「表現力豊かな声」は、もっと狭い機種でしか使えません。apple.com/jpの脚注では、iPhone 18 Pro・18 Pro Max・Duo・17 Pro・17 Pro Max・Air、M4以降と12GB以上のメモリのiPad、M3以降と12GB以上のメモリのMac、Apple Vision Pro(M5)です。iPhone 16やiPhone 17では、新しいSiriは使えても、この声の調整は対象外ということ。
新しいiPad mini(A20 Pro)について、10月26日の発表文は「Siri AIで一段と表現力豊かな声が利用可能」と書いています(Apple Newsroom 日本語版:iPad mini(2026年10月26日))。一方で、127893(10月22日公開)とapple.com/jpの脚注にある対象機種の書き方(M4以降のiPad)には、A20 ProのiPad miniは入っていません。
申し込みの流れは、英語のままのサポート記事にしか書かれていない
Siri AIを始める手順が書いてあるのは、サポート記事「How to get Siri AI」だけです。日本向けのURL(support.apple.com/ja-jp/127893)を開いても、本文は英語のまま。手順は次のとおりです。
- デバイスをアップデートし、「設定」→「Siri」→「Try Siri AI (Beta)」を選ぶ(Siriがオフなら先にオンにする)
- 画面の案内に沿って、声を選び、音声の登録をし、プライバシーの設定を確認する
- 順番待ちリストに入る。待ち時間は人によって違う
- 順番が来ると、Siri AIのダウンロードが自動で始まる
このサポート記事には、日本の利用者にとって引っかかる一文があります。
Siri AI is currently available in English. (Siri AIは現在、英語で利用できます)
公開日は10月22日で、日本語対応の発表(10月26日)より前です。10月30日の時点でも、日本向けのURLと米国向けのURL(en-us)の両方がこの一文のままでした。同じSiri AIの、同じ「いま使える言語」について、発表文は日本語を含む6言語、サポート記事は英語だけ、と書いていることになります。
申し込みの手順が日本語でも同じかどうかは、日本語の公式文書からは確かめられません。待ち時間の目安も、どのページにもありません。
もう1つ、サポート記事は条件に「Apple Accountが対象の地域にあること」を挙げています。ところが、対象の地域の一覧はどこにも載っていません。書かれているのは、EUと中国本土の例外だけです。
申し込んだあと元のSiriに戻す手順は、127893と121115のどちらにも書かれていませんでした。順番を待っているあいだも、iOS 26からある「作文ツール」は使えます。121115はこれを「Siri AIのライティングサポートを利用できないユーザー向けに提供」と書いています。
1日の使用制限|回数・待ち時間・対象を、公式6ページで探した
使用制限について、どのページに何が書いてあるかを並べます。
| ページ(公開日) | 使用制限の書き方 | 回数 | 上限に達したら |
|---|---|---|---|
| 日本語版の発表(10月26日) | 1日の使用回数の制限が適用されます | 書かれていない | 書かれていない |
| 英語版の発表(10月26日) | are subject to daily usage limits | 書かれていない | 書かれていない |
| Apple Intelligenceページ(apple.com/jp) | 1日の使用回数の制限が適用されます | 書かれていない | 書かれていない |
| サポート 121115(10月25日) | 1日の使用回数の制限が適用されます | 書かれていない | 書かれていない |
| サポート 127901(9月10日) | 冒頭は「使用制限が設けられています」、本文は「使用制限を設ける予定です」 | 書かれていない | タイムアウト期間が終われば再び使える |
| 利用規約 148587(9月10日) | 利用制限の対象となる場合があります | 書かれていない | リセットまで使えない、または機能が制限される |

※上図は、AppleのNewsroom・Apple Intelligenceページ・サポート記事(2026年10月30日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Appleが提供している図ではありません。
制限はもうかかっている。127901の「予定」は、対象を広げる話
発表文・Apple Intelligenceページ・121115は、制限が「適用されます」といまの話として書いています。使用制限の専用ページである127901も、冒頭は「使用制限が設けられています」です(Appleサポート 127901)。英語版も "have usage limits" です(Appleサポート 127901 英語版)。
127901の本文には「今後、Appleは、…これらの機能や、その他のApple IntelligenceおよびSiri AIの機能に使用制限を設ける予定です」という一文もあります。英語版では "In the future, Apple will implement usage limits on these and other Apple Intelligence and Siri AI features" です。冒頭と合わせて読むと、制限はすでにあり、「予定」は「その他の機能」にも広げる話と読めます。どの機能にいつ広げるのかは、書かれていません。
回数は、機能・混み具合・Appleの方針で変わる
制限の幅を決める要素として、利用規約を除く5ページが同じ5つを挙げています。機能、リクエストの複雑さ、システムへの負荷、システムポリシー、その他の要因です。回数が固定ではなく、同じ使い方でも日によって変わりうる書き方です。
利用規約は、もう一歩踏み込んでいます(Apple Intelligence利用規約 148587)。
- Appleは、どの機能を制限の対象にするか、どんな制限をかけるかを「いつでも変更する権利を留保」する
- 過度な利用・自動化された利用などは、制限や一時停止の対象になりうる
- 機能によっては年齢制限があり、地域で違うことがある。Appleはいつでも変えられる
ショートカットでSiri AIを何度も呼ぶような使い方は、「自動化された利用」に当たるかどうかがAppleの判断になります。どこからが当たるかの基準は書かれていません。
対象は、Siri AIだけではない
127901が挙げる対象は、発表文より広くなっています。
- Siri AI
- クリーンアップ・拡張・空間リフレーミングを含む写真編集ツール
- Image Playground
- ショートカットの「AFM 3 Cloud」と「AFM 3 Cloud Pro」モデル
- プライベートクラウドコンピューティングでAppleのモデルを使う、他社のアプリ
最後の項目が見落としやすいところです。Appleのモデルを組み込んだ他社のアプリも、同じ制限の対象になりうると読めます。
ホームアプリでは、iCloud+のプランで台数が決まっている
127901には、使用制限とは別の、プランごとの上限も載っています。ホームアプリのビデオの概要などは、契約しているiCloud+のプランで使えるカメラの台数が決まります。
| iCloud+のプラン | ビデオの概要などが使えるカメラ |
|---|---|
| 2TB | 最大1台 |
| 6TB | 最大2台 |
| 12TB | 最大5台 |
Apple Intelligenceの機能の一部は、すでに有料プランの大きさとつながっています。「対応するカメラの台数やその他のiCloud+プランの機能は、今後変更される場合があります」とも書かれています。
「2027年のソフトウェアリリース」は、2026年9月に始まっている
127901の日本語版は、こう始まります。
2027年のソフトウェアリリース以降、ユーザーは次世代のApple Intelligenceを体験できるようになり、サーバ側のモデルを利用する機能へのアクセスが強化されます。
日本語で読むと「2027年から」に見えます。でも、これは2027年の暦の話ではありません。9月14日の英語版の発表は、副題で "Available starting today, the 2027 software releases bring Siri AI" と書いています(Apple Newsroom(2026年9月14日))。
この発表の「Pricing and Availability」は、同じ日に出たものを「iOS 27、iPadOS 27、macOS 27、watchOS 27、visionOS 27」と書いています。つまり「2027年のソフトウェアリリース」は、2026年9月14日に配信が始まったiOS 27などのこと。OSの番号の27を、年号のように呼んでいるわけです。使用制限の話は、もう始まっているリリースについての話です。
「2027年から有料になる」とは、どこにも書かれていません。
有料化の書き方を、全部のページで比べた
| ページ | 有料化の書き方 | 時期 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 日本語版の発表(10月26日) | 当該機能への拡大されたアクセスは、今後有料で提供する予定 | 「今後」 | なし |
| 英語版の発表(10月26日) | Expanded access … will be available for a fee in the future | 「in the future」 | なし |
| Apple Intelligenceページ | 当該機能へのアクセスは今後、有料で拡大する予定 | 「今後」 | なし |
| サポート 121115 | 将来的には、これらの機能へのアクセス拡大が有料で提供される予定 | 「将来的には」 | なし |
| サポート 127901 | こうした機能へのアクセス拡大は有料になります | なし | なし |
| 利用規約 148587 | 特定のソフトウェア(料金がかかる場合があります)が必要になる場合 | なし | なし |
利用規約を除く5ページは、有料になるのを「拡大されたアクセス」と書いています。利用規約は、料金がかかるソフトウェアが必要になる場合がある、と一般的に触れるだけです。いまの範囲の利用に料金がかかるとは、どのページも書いていません。とはいえ、無料の範囲がどこまでかは、1日の回数が非公表なので決まっていないのと同じです。
有料の枠が、iCloud+やApple Oneのような既存の契約に入るのか、別の契約になるのかも書かれていません。サブスクリプションの形・料金・日本での提供時期は、すべて未発表です。
AIの有料プランで「どこまで使えるか」を数字で比べたいなら、Geminiの例はGemini 4 ArgonとAI Proの記事に、Claudeの例はClaudeの使用クレジットの記事にまとめています。
HomePod mini 2とApple TV 4K|英語版の発表と日本語版の発表を並べる
10月13日、AppleはHomePod mini 2と新しいApple TV 4Kを発表しました。英語版の発表は、どちらもSiri AIを見出しに入れています。日本語版の発表には、Siri AIの語がひとつもありません。

※上図は、AppleのNewsroom英語版・日本語版(2026年10月30日確認)をもとに当サイトが作成した図です。Appleが提供している図ではありません。
| HomePod mini 2 | Apple TV 4K(第4世代) | |
|---|---|---|
| 英語版の見出し | Apple announces the next generation of HomePod mini with support for Siri AI… | Apple unveils the new Apple TV 4K, supercharged by Siri AI |
| 日本語版の見出し | Apple、美しい新色と一段と豊かなオーディオ体験を備えた次世代のHomePod miniを発表 | Apple、新しいApple TV 4Kを発表 |
| 英語版のSiri AIの提供先 | 英語で、米国・オーストラリア・カナダ・インド・ニュージーランド・シンガポール・南アフリカ・英国(今後のソフトウェアアップデート) | 英語で、同じ8か国(発売時から・ベータ版) |
| 日本語版のSiri AIの記述 | なし | なし |
| 日本の価格(税込) | 24,800円 | 49,800円 |
| 米国の価格 | 149ドル | 299ドル |
| 発売日 | 10月30日 | 11月13日 |
出典は、HomePod mini 2が英語版と日本語版、Apple TV 4Kが英語版と日本語版です。
これをズレとして書く前に、3つ確かめました。
- 同じ対象か。 同じ製品の、同じ10月13日付の発表文です。日本語版も、日本での価格と発売日を載せています
- 原文で引けるか。 英語版は "Siri AI will be available in English on HomePod mini 2 via a future software update in the U.S., Australia, Canada, India, New Zealand, Singapore, South Africa, and the UK." 日本語版は、本文・脚注のどこにも「Siri AI」がありません
- 判断が変わるか。 日本で24,800円を払う人が、英語の見出しを見て「Siri AIのスピーカー」と思って買うかどうかが変わります
Apple TV 4Kの英語版には、もう1つ日本の利用者に関わる脚注があります。本体のマイクで手を使わずにSiriを呼べる機能は、Apple TV(tvOS)の主な言語が標準中国語・オランダ語・英語・フィンランド語・フランス語・ドイツ語・ヘブライ語・ノルウェー語・スウェーデン語のときだけ。日本語は入っていません。日本語版の発表は、手を使わずにSiriを呼べることにも触れていません。
英語版のApple TV 4Kの発表は、Siri AIがApple TV 4K(第2世代以降)でも使えると書いています。それでも提供先は同じ8か国です。あなたが日本でApple TVを持っていても、日本語のSiri AIの予定は出ていません。
apple.com/jpのApple Intelligenceページで、HomePodが出てくるのはホームアプリの機能の「ホームハブ」としてだけです。HomePodでSiri AIが使えるとは、日本語のどのページにも書かれていません。スマートスピーカーをSiri以外も含めて比べたいなら、スマートスピーカーの比較記事が参考になります。
日本語では、まだ使えない機能もある
Siri AIが日本語に対応しても、Apple Intelligenceのすべてが日本語で動くわけではありません。121115は、次の機能に言語の制限を付けています。
| 機能 | 対応言語 |
|---|---|
| メールでの提案 | 英語のみ |
| メッセージでのパーソナライズされたスマートリプライ | 英語のみ |
| Workout Buddy(近くにiPhoneがない場合) | 英語・スペイン語のみ |
| 音声コントロールコマンドでの柔軟な項目名 | 英語(米国・英国・カナダ・オーストラリア)のみ |
MacとiPadのビジュアルインテリジェンスは、公式の書き方がそろっていません。日本語版の発表は「ビジュアルインテリジェンスがiPad、Mac、Apple Vision Proに登場」という節を立てています。いっぽう、apple.com/jpのApple Intelligenceページは「これからは、MacとiPadでもどうぞ」に脚注3を付け、その脚注に「デバイスの言語を対応する英語に設定する必要があります」と書いています。MacやiPadで日本語のまま使えるかは、公式の文面からは決められません。
Siri AIの中身|Geminiと組んだAppleのモデルが、端末とAppleのサーバで動く
日本語版の発表によると、Siri AIを動かすのは「Googleおよび同社のGeminiモデルとの連携によって独自に構築された、次世代のApple Foundation Model」です。モデルは端末の上と、Appleのサーバ(プライベートクラウドコンピューティング)で動きます。
サーバで処理するときも、個人データは「Appleにも、ほかの誰にも、保存またはアクセスされることはありません」と発表文は書いています。外部の専門家がこの約束を検証できる、とも。
27.2のリリースノートには、言語の追加のほかに、Siri AIの変更が4つあります(MacRumorsが転載した英語のリリースノートによる。名前は英語のまま書きます)。
- 過去の会話を思い出せる(先週おすすめしたレストラン、など)
- 答えの材料が増えた(メッセージに添付した写真、カレンダーの参加者、留守番電話、Safariの履歴とリーディングリスト)
- 「Excluded Apps」で、Siriと検索と提案が読めるアプリを1か所で選べる
- Siriの答えの一部だけを選んでコピーできる
Siriに見せたくないアプリがあるなら、Excluded Appsでまとめて外せます。
iPhoneの新機種の日本価格はiPhone 18 Proの記事とiPhone Duoの記事にまとめています。
確定・公式の記述が食い違う点・未公表を分ける
| 項目 | 区分 | 根拠 |
|---|---|---|
| 27.2で日本語に対応(ベータ版) | 確定 | 日本語版・英語版の発表 |
| iPhone 15 Pro以降・16以降などが対象。15と15 Plusは対象外 | 確定 | Apple Intelligenceページの脚注・127893・リリースノート |
| 13歳未満は使えない | 確定 | 発表とApple Intelligenceページ(127893には年齢の記載なし) |
| EUのiPhone・iPad・Apple Watchでは使えない | 確定 | 発表と127893 |
| 1日の使用制限がある | 確定 | 発表・Apple Intelligenceページ・121115 |
| 「いま使える言語」 | 食い違い | 発表は日本語を含む6言語、127893は英語だけ |
| MacとiPadのビジュアルインテリジェンスを日本語で使えるか | 食い違い | 発表は登場と書き、Apple Intelligenceページの脚注は英語設定が必要 |
| HomePod mini 2とApple TV 4KのSiri AI | 日英で記述が違う | 英語版は英語・8か国、日本語版は記述なし |
| 1日の上限回数・タイムアウトの長さ | 未公表 | 6ページのどこにも数字なし |
| 有料化の時期・金額・契約の形 | 未公表 | 6ページのどこにも記載なし |
| 順番待ちの長さ | 未公表 | 127893は「待ち時間は変動する」のみ |
| 申し込みを取り消す手順 | 未公表 | 127893・121115に記載なし |
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よくある質問
iPhone 15やiPhone 15 Plusでも使えますか?
使えません。Siri AIの対象機種の一覧(Apple Intelligenceページの脚注・サポート記事・リリースノート)は、どれもiPhone 15 Pro・15 Pro Maxから始まっています。iPhone 15と15 Plusは、どの一覧にも入っていません。
Siri AIを使うのにお金はかかりますか?
10月30日の時点で、サポート記事127893の申し込み手順に、料金の支払いは出てきません。公式ページが有料と書いているのは「拡大されたアクセス」のほうで、時期も金額も未発表です。いまの範囲の利用にも、1日の使用制限があります。
1日に何回まで使えますか?
公表されていません。発表文・Apple Intelligenceページ・サポート記事・利用規約のどれにも、回数の数字はありません。回数は、機能・リクエストの複雑さ・システムの負荷などで変わると書かれています。上限に達しても、タイムアウト期間が終われば再び使える、とサポート記事127901にあります。
子どものiPhoneでも使えますか?
13歳未満は使えません。日本語版の発表とApple Intelligenceページに明記されています。利用規約には、年齢制限は地域によって違い、Appleがいつでも変えられるとも書かれています。
申し込んだのに、すぐ使えないのはなぜですか?
サポート記事によると、申し込むと順番待ちリストに入ります。待ち時間は人によって変わり、順番が来るとSiri AIのダウンロードが自動で始まります。待ち時間の目安は、どの公式ページにも書かれていません。
海外旅行先でも使えますか?
サポート記事には「Siri AIをオンにしたあとは、他の地域へ旅行しても引き続き動作します」とあります。EUの扱いは住んでいる人向けの説明で、旅行者については、この一文のほかに書かれていません。
日本で買ったHomePodで、日本語のSiri AIは使えますか?
予定が出ていません。HomePod mini 2の英語版の発表は、Siri AIを英語で8か国に今後のアップデートで提供すると書き、日本は入っていません。日本語版の発表には、Siri AIの記述がありません。
Siri AIはGoogleのGeminiが答えているのですか?
日本語版の発表は、Siri AIを動かすのは「Googleおよび同社のGeminiモデルとの連携によって独自に構築された、次世代のApple Foundation Model」だと書いています。モデルは端末の上とAppleのサーバで動き、サーバで処理した個人データは保存されない、と説明されています。
出典
- Siri AI、日本語で提供開始 — Apple Newsroom 日本語版(2026年10月26日)(一次資料。対応OS・対応言語・EU・13歳未満・使用制限・有料化の書き方)
- Siri AI is available in more languages starting today — Apple Newsroom(2026年10月26日)(英語版。使用制限の原文)
- Siri AI, a profoundly more capable and personal assistant… is here — Apple Newsroom(2026年9月14日)(「2027 software releases」がこの日に配信されたこと・表現力豊かな声の対象機種)
- Apple IntelligenceとSiri — apple.com/jp(対象機種の脚注・ビジュアルインテリジェンスの脚注3)
- How to get Siri AI — Appleサポート 127893(2026年10月22日公開)(申し込みの手順・順番待ち・「currently available in English」・EU・中国本土)
- Apple Intelligenceの使用制限について — Appleサポート 127901(2026年9月10日公開)(「2027年のソフトウェアリリース以降」・タイムアウト・対象の機能・iCloud+のカメラ台数)
- Learn about Apple Intelligence usage limits — Appleサポート 127901 英語版(英語の原文)
- Apple Intelligence利用規約 — Appleサポート 148587(2026年9月10日公開)(利用制限の変更・不当な利用・年齢制限)
- 次世代のApple Intelligenceを使い始める — Appleサポート 121115(2026年10月25日公開)(ストレージ要件・英語のみの機能・作文ツール)
- Apple announces the next generation of HomePod mini — Apple Newsroom(2026年10月13日)(Siri AIの提供先8か国)
- Apple、次世代のHomePod miniを発表 — Apple Newsroom 日本語版(2026年10月13日)(日本価格24,800円・Siri AIの記述なし)
- Apple unveils the new Apple TV 4K, supercharged by Siri AI — Apple Newsroom(2026年10月13日)(Siri AIの提供先・マイクの対応言語)
- Apple、新しいApple TV 4Kを発表 — Apple Newsroom 日本語版(2026年10月13日)(日本価格49,800円・Siri AIの記述なし)
- 新しいiPad mini — Apple Newsroom 日本語版(2026年10月26日)(A20 ProのiPad miniと表現力豊かな声)
- Apple Releases iOS 27.2 With New Siri AI Languages — MacRumors(2026年10月26日)(報道。iOS 27.2のリリースノートの転載)
※本記事の内容は、上記の出典を2026年10月30日に確認したものです。Siri AIはベータ版で、条件や対象は変わることがあります。
※本文中の図4枚(一目カードを含む)は、Appleの公開資料をもとに当サイトが作成したものです。Appleが提供している図ではありません。
📄 この記事の立場
- Appleの発表文8本(日本語版・英語版)、apple.com/jpのApple Intelligenceページ、Appleのサポート記事4本(利用規約を含む)、報道1本を、2026年10月30日に読んでまとめました
- 運営者はSiri AIを申し込んでいません。HomePod mini 2とApple TV 4Kも購入していません。 動作や速さの感想は書けません。書いているのは、公開されている文書から読み取れることだけです
- Appleへのリンクは通常のリンクで、紹介料は受け取っていません
- 記事内の広告は光回線のもので、Appleとは関係ありません
※本記事にはアフィリエイトリンク(広告)を含みます。広告は光回線のもので、Appleとは関係ありません。